誰かに向けてるひとりごと

2021年5月

1日目 再びの5月、そして

彼曰く、また１年、書き続ける毎日が始まる。

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５月になりました。梅です。

毎日書くことを目標にしてきたこの日記。

忙しすぎて手が回らなかったり、やる気が起きずに投げ出してしまった時もありましたが、なんとか穴埋めしながらでも１年分書き続けることができました。

１年分、つまり３６５日分。

そんな３６５話も考えることある？って最初は思っていましたが、思っていたよりもいろんなことがありましたね。

最初はどういうことを書けばいいか、自分の考えの整理段階でもあって、私的な詩っぽいものを書いてみたり、身の回りの事件を書いてみたり、ついついやってしまう癖を書いたり、世の中の議論を批判したり迎合したり、ふと思ったことを書き連ねてみたり、ひと月の初めと終わりをまとめてみたり、自分なりのお気持ちを表明してみたり・・・。

やってることはしっちゃかめっちゃかですが、”続けることに意味がある”という誰かの言葉に支えられながら続けてきた今。

何を想っているかと言いますと。

「毎日書くのって大変だけど、楽しいな・・・」

大変なことって逃げ出したくなると思うんですよ。

人間だけじゃなくて動物全般に言えることですけど、毎日決まった時間に決まったことをやって、それ以上のことを求められなくなると、自然とそれ以上のことってしなくなってしまう。

そしていつかやり方さえも忘れてしまうんです。

一つずつやれることを失くしていった結果、昔の自分を思い出して「過去の俺はすごかった」「私も昔はああだったな～」なんて夢想する。

過去の功績を自画自賛してマウントを取る。

一度経験した大変なことをもうしないように、二度と大変な目に合わないように。

私だって人間です、そういうことの５つや６つあります。

数えればもっとある気がします。

でもそのなかで「大変だから二度とやりたくない」の中に、「毎日日記」って入っていないんです。

毎日のことをまとめるのって大変で、途中で書くのを忘れたり、「次の日でいいや」と言って３週間くらいそのままにすることもあります。

でもちょっとしたら「ちゃんと書きたいな」と思っている。

自分としては大変な想いをしているのに、気付けばまた「今日は何か書こうかな」と考えている。

書きたくないことをしていた日であれば、「何か面白いこと、新しいことしないと」と無意識に出かけるようになったし、いつもと違う店に行こうと思うようにもなりました。

お金と時間と緊急事態で思うように動けませんが、やりたいことや行きたいところは随分増えた気がします。

ようするに生きているのが楽しいってことですね。

過去よりも未来のことを考えるようになりました。

”毎日”を生きるって確かに大変、でも「二度とやりたくない」のリストにはやっぱり入ってない。

この日記を書くことで、変わらないと思っていた日常が少しだけ色づいた気がします。

これからも書き続けますが、そろそろ小説も進めようね、私・・・。

そうすれば多少は素が出た日記を書く口実になりそうですし。

ちょいちょいと見てくれている人、覗いてくれてありがとうございます。

日記も小説も勉強中ですが、面白いものを作れるように楽しく過ごそうと思います。