第179話「イソワールの決戦」
南部貴族連合本拠地、塔城街イソワール。
南部の二大貴族ナント侯爵領とアジェネ伯爵領の中央に位置する、高くそびえる大きな
まあ、領地を失ったナント侯爵領軍を率いる三男坊ボルターニュと、アジェネ伯爵夫人であるジョセフィーヌが、実質的支配者である。
さらに言えば、経験不足の三男坊に代わって前線で指揮を取っているのは、雇い主のピピン侯爵亡き後も仕える律儀な傭兵隊長であった。
地力で優る南部貴族連合は、残った領地で募兵に募兵を重ねて数だけはイソワールの本拠地に一万の軍勢を結集させたが、所詮敗残軍と徴募兵の寄せ集めに過ぎない。
それに対して、攻め進めるごとに数を増しているサラちゃん義勇軍は総勢七千、とはいえ勢いが違う。
数だけ見れば南部貴族連合軍が有利だが、同じ練度不足の農民の徴募兵でも士気の違いは目に見えていた。
元は農民の娘であるサラ代将が、南部全土の『一年間租税免除!』を約束したのだ。
どちらが勝ったほうが民にとって有利なのか目に見えている。
村々に掲げられた『義勇軍租税免除!』のスローガンは民を熱くさせた。
貴族軍から逃げ出した徴募兵が、どんどんサラちゃんの義勇軍に加わるので、睨み合っているだけでそのうち兵数は逆転するだろう。劣勢に立つと弱い地方貴族たちも、サラちゃんの側に寝返る貴族が増えてきた。
俺が増援に向かわなくても、そのまま勝てそうな勢いであった。
ナントの街を攻略した俺が、このイソワールの地まで赴くまでに、サラちゃんの義勇軍も奮起して、ヴィエンヌ、カストルと大きな街を二つ平らげてナント侯爵領を完全に手中に納めて見せた。
俺が来るまでに良いところを見せようと頑張ったらしい。
そして、南部貴族連合軍の本拠地であるイソワールにまで歩を進めて、両軍の陣営が激突する形となったわけである。
義勇軍の本営、サラ代将の陣営に入ると中は賑やかだった。
すでに落ち目の南部貴族連合を見限って、サラ代将の側に寝返った貴族や騎士が押しかけているらしい。
村の悪代官などは、懲らしめて……というかぶっ殺して回ったサラちゃんであったが、意外にも寝返った敵の貴族は鷹揚に受け入れているようだ。
俺がサラちゃんが居るというテントに案内されて入ると、少女ながらも代将として貫禄たっぷりのサラちゃんが豪奢な椅子に座っていた。
シレジエ義勇軍の少女将軍は、南部農民のシンボルになっている。
サラちゃんの天幕は、豪華なベルベットの赤絨毯まで敷かれて、もはや謁見の間の勢いである。
急ごしらえの玉座の隣では、サラちゃんの副将の金髪青年ミルコ・ロッサと、くすんだ銀髪のザワーハルト兵団長が作戦地図を置いた卓を囲んでいる。
サラちゃんの幕僚は寄せ集めと聞いたが、血気盛んな義勇兵の若者たちを経験豊かな壮年の兵団長が補佐する形で、不思議とバランスが取れている。
サラちゃんの幕僚の活躍を感心して見ていると。
サラちゃんの周りでゴマをすっていた貴族風の男たち三人組が、俺に気がついてこっちに向かってきた。
「おい、この方は、王将軍閣下であるぞ!」「きょ、恐悦至極でございます!」「ご尊顔を配し奉りやの鬼子母神!」
鬼子母神ってなんだよ……シレジエにそんな神様いたか。
ヘンテコな貴族三人が、一斉に俺の足元にスライディング土下座をかます。
「サラちゃん。こいつら、貴族だよな?」
家紋の付いた豪奢な儀礼服を身にまとっているから、まさかただの騎士ということはあるまい。
しかし、この無様な平伏の仕方は貴族とはとても思えない。俺よりも上手くゲザれるとは出来る。
「うん、私の新しい家臣よ。左から、ヘストル男爵、パトル男爵、ダストル男爵よ。『カストルの三羽烏』と呼ばれてるそうよ」
サラちゃんは自慢げに、ほとんど五体投地で地面に身投げしている男爵三人衆を紹介した。
覚えやすいんだが、覚えにくいんだか訳がわからない名前だ。
黒髪でちょび髭で、顔も似たり寄ったり、特徴的なのは身体の大きさだけか。左から、痩せっぽちのノッポ、太っちょチビ、そのどちらでもない中肉中背。
俺はなぜか「いい子、悪い子、普通の子」という言葉を思い出した。
しかし、仮にも男爵と言えば領地持ちの独立領主であるはず。
それが、やけに腰が低い。
そりゃ俺も
気位の高いはずのシレジエ貴族に、頭を地面にすりつけんばかりに平伏されるとか、初めてだ。
「私達はピピン侯爵に無理やり従わされていたのですっ!」「どうか王将閣下、領地召し上げだけはご勘弁を!」「我ら、女王陛下と、勇者様ならびに代将閣下に永久の忠誠を誓いますれば!」
必死に頭を下げすぎて、三男爵がエビぞりや腕立て伏せになっているので、笑いを誘われる。
何のコントかと思うが、こいつらは後から寝返ってこっちについたから、領地が召し上げられないか心配なんだな。
領地が助かるなら、必死に頭もこすりつけようと言うものである。俺が踊れと言えば、踊り狂うに違いない。
この小領主たちが言う、ピピン侯爵に無理やり従わされて、というのもまんざら嘘ではないのだろう。結局のところ、地方貴族は自分の領地だけが大事で、雲の上にいる王国のトップが誰なのかなんて関係ない。
「こいつらは、意外に小回りが利いて使えるから、領地は安堵してあげてくれない?」
「まぁ、ここまで南部戦線で戦ってきたのはサラ代将閣下だからな。処遇については、サラちゃんに任せるよ。寝返ったら領地安堵、最後まで抵抗した貴族の領地は召し上げるが、それでも命までは取るつもりはない」
パッと見、ゴマすりしか能のないような貧相な顔の三羽烏なのだが、サラちゃんが使えると言うからにはどこか見所もあるのであろう。
だいたい、小領主の細かい領地など、俺にとってはどうでも良い。
「さすが、シレジエの勇者様」「何たる寛大さ」「人徳ですな、それでこそ!」
俺が本領安堵を約束してやると、三羽烏は口々に俺の徳を褒めそやしつつ、コミカルに狂喜乱舞していた。
調子がいい連中だなあ。貴族より太鼓持ちのほうが似合いそうだ。
「相変わらず、タケルはお砂糖みたいに甘いわねー。私なら、最後まで抵抗した貴族や騎士は許さないわよ」
「そうは言ってもなあ。むしろ、最後まで頑強に抵抗する中にこそ使える男もいるもんだぞ」
俺が連れてきた、ジェフリー代官とかな。
南部貴族連合のナント侯爵領は、大部分を王領として召し上げるつもりだが、俺が本当に欲しいのはシレジエ海軍の本拠地として使う予定の、シレジエ王国最大の港湾都市であるナントの街だけだ。
そして、ナントの港はそのままジェフリーに代官として治めさせるつもりだ。
本人が望むならだが、平時にしても戦時しても、あそこまでやれる力量を示した男を使わない手はない。
「まあ、タケルが王将なんだから従わないとね。これで、私も代将はやり納めかしら」
「いや、最後までサラちゃんが中心になって率いてくれ。なんなら、俺が連れてきた軍も使っていいぞ。サラちゃんに手柄を立てさせてやれって、ライル先生の意向もあるからな」
まだ、サラちゃんには言わないでおくが、南部の騒乱を完全に収めたら。
この度の戦果を讃えて、彼女にアジェネ伯領を治めさせるつもりなのだ。
まだ危なっかしいところもあるが、俺達が居ないあいだに南部貴族の反乱を抑えていてくれたのは彼女だ。それは、俺やライル先生の想像をはるかに超えた働きだった。
すぐ独断専行したがる悪い癖はあるが、戦功に対してはご褒美があって良い。
しかし、サラちゃんが女伯爵か。似合いそうな気もする。独立心が強いから、上手く治められるのではないだろうか。
そのためにも、さっさとシレジエの内戦を終わらせてしまわないとな。
※※※
敵は、大砲やマスケット銃を見よう見まねで使い出しても、それを効果的に運用する戦術を知らない。
戦術的に付け入る隙はいくらでもある。
「よし、まずは……」
「国父様、ちょっとよろしいでしょうか」
俺が、ライル先生がいなくても自分で指揮を取れるところをサラちゃんたちに見せてやろうと口を開く前に。
俺の後ろから覗きこむように、作戦地図を眺めていたカアラが口を挟む。
「なんだカアラ」
「この敵の布陣、酷いですよね」
確かに、敵は硬そうな陣ではあるが密集陣形すぎるんだよな。
自分達でも鉄砲や大砲を持っていながら、一斉射撃を食らったらお陀仏だってことが分かってないらしい。
「そうだ、だから俺がいま近代戦術ってやつを、サラちゃんたちにも教えてやろうと」
「火竜部隊で空から敵本拠地を強襲すれば一発じゃないんですか」
「あっ、なるほど空挺戦術か」
「先の戦で、国父様がお使いになった空からの強襲攻撃です。この場合は、これが一番効果的かと具申いたします。もちろんこの程度の軍略、国父様はお考えになってるとは思いますが」
……思いついてなかった、とは言えない。
いやもちろん火竜は使うつもりだったのだが、相手が同じ鉄砲隊や砲撃隊まで用意しているから、同じ土俵で戦って普通に勝つことを考えていた。
そうか、相手が普通の大砲を打ち上げても火竜に届かないことは、俺達が実証してしまっている。
一気に敵陣を飛び越えて、敵の本拠地の
どうやっても勝てそうな戦であるが、カアラの具申した作戦案が一番犠牲を少なく済ませることができるだろう。
まさか空から攻撃が来るなんて考えてない敵には、もっとも効果的な攻撃。
「よし、空から強襲をかけて、一気に敵の首をもぎ取ってしまうか」
「恐れながら!」
俺の軍に付いてきたブルグンド家の忠臣、ジェフリー代官が俺の前に土下座した。
「なんだ」
「敵将は、我が君であります。降伏勧告をさせていただきたく!」
「なるほど、降伏を促したいのか」
「はい」
そうだった。
そのために連れてきたんだが、実際戦場を一瞥すれば確実な勝ち戦になっている。
正直、もうさっさと敵将の梟首を上げたほうが楽にすら思えるのだが。
この人もせっかくここまで付いてきたわけだし、立場もあるだろう。敵将は殺すより、降伏させたほうが兵の犠牲も少なくなる。
反乱軍とはいえ、どの兵士もシレジエの民であることに変わりはない。
「よし、俺も行くから一緒についてこいよ」
「この年寄りに、竜に乗って空を飛べとおっしゃるか……」
せっかく連れてってやるって言ってるのに、なんで引いてるんだよ。
いや、当たり前か。俺はすっかり慣れているが、普通の人間にしたら、空を飛ぶことなんて一生ないものな。
あのゲルマニアの守護騎士『鉄壁の』ヘルマンですら、空中浮遊にはビビっていたぐらいだ。
年寄りが怖がるのも無理はない。
「あー、ジェフリー代官。無理ならいいぞ、若様だったか。代官の顔を立てて、なるべく殺さないように手加減してやるから」
「いえ、若様のためならば行かせて頂きます」
爺さんは足をガクガクと震わせてほとんど半泣きだったが、それでも火竜の背にしがみついて付いてきた。死をも恐れぬ、見上げた忠誠心である。
イソワールの城に行くまで、後ろから「ヒィー」だの、「ヒョォー」だの、老騎士の珍妙な悲鳴が何度も聞こえてきたが、気にしない事にした。
敵の本陣である
それらもカアラの風魔法で、放った矢ごと弾き飛ばされていた。
衝撃波で弾き飛ばすだけで、
吹き飛ばされた騎士が、勢い余って高い主塔の窓から落下して、多少死んでるような気もするが、戦争なので細かいことは気にしてはいけない。
「シレジエの王将軍佐渡タケルである。戦力の差は見ての通りだ、無駄な抵抗は止めて降伏すれば、許すぞ!」
カアラの魔法で俺の一喝をハウリングさせて、敵兵を降伏させながら玉座の間へと進む。
ほとんどの騎士や兵は戦意喪失していたので手を上げたが、中には物分りの悪い奴もいる。
「何が勇者だ、成り上がり者の王に誰が服するものか!」
「無駄だと言ってるだろ」
斬りかかって来た騎士や、こっちに弓を向けた兵は容赦なく
俺の魔法銃が火を噴いて、轟音と共に敵の頭を撃ち砕くたびに、周りの兵は悲鳴をあげた。
降服した兵士たちの中から、「これがシレジエの勇者様の稲妻の魔法か……」なんてつぶやきも聞こえた。
いや、全然違うから。お前らの軍だって、マスケット銃を使ってたんじゃないのかよ。
こういう新しい武器は、なまじ古臭い戦争訓練を受けている兵士より、先入観のない農民や傭兵のほうが、早く使い方を覚えるものなのだ。
※
碌な抵抗もなく、
その玉座には、南部貴族連合軍の名目上の当主であるボンジュール・イソワール・ブランがちょこんと座っている。
顔を白塗りにした麻呂のボンジュールくんは、まだ十二歳の少年である。
そのため実質上のトップは、隣に控えているピピン侯爵の三男坊であったブルグンド家の後継、ボルターニュ・ナント・ブルグンドとなるのだが……。
そのボルターニュも、まだ顔に幼さの残る十八歳のおぼっちゃま。しかも、凡庸で居ても邪魔になるので、こんなお城の天辺にジッとしているのだ。
南部貴族連合は、本当に首脳部に人物が居なくなったんだな、こりゃ勝てないだろ。
まだ南部貴族連合が軍として辛うじて機能しているのは、死んだピピン侯爵に雇われた傭兵団長ゼフィランサス・シルバが、律儀にも雇用契約を守って陣頭指揮を取っているからに過ぎない。
ブルグンド家に負けを認めさせれば、ゼフィランサスとの雇用契約も終わりなので、このぼっちゃんを屈服させてやればおしまいである。
「おのれ、シレジエの勇者……ここまで攻め上るとは!」
ボルターニュは、腰の剣に手をかけてこっちに向かってきた。
俺はもう銃を向ける気すら起こらない、一目で戦闘経験があるかどうかぐらい分かる。
ボルターニュのぼっちゃんのぎこちない動きは、戦争訓練をまったく受けてないそこらの農民とほとんど変わらない、何より殺気がまるでない。
おそらく実際の戦闘をまだ経験してないのだろう、はっきりいってこのまま俺が立ったままじっとして居ても斬れないだろう。
剣の柄を掴んだまま、手足をブルブルと震わせているだけのボルターニュ。勢い良く俺の前まで出てきたものの、そこから先のことは考えてなかったらしい。
この若武者は、どうするつもりなのかーと、むしろ俺は面白く眺めている。
そこに、俺を追いかけてハァハァ息を荒らげながら、白髪の老人が駆け込んできた。
ブルグンド家の忠臣、ジェフリー代官である。良かったねボルターニュくん、助けが来て。
「あいやしばらく! 若様、シレジエの勇者様は、今なら領地没収だけで、家屋敷と命までは取らぬとの仰せであります。どうぞ勇者様のご厚情にすがって、降伏なさいませ!」
「爺か、我がナントの街はどうなった」
「全て勇者様の手に落ちました、もはやナント侯爵領はどこにも御座いません。若様の仕事はブルグンド家の血筋を残すこと、生きることなのです!」
「爺。由緒あるブルグンド家の末席を汚した私とはいえ、これでもブルグンド家最後の
「若様、剣を振るいたいと言うのであれば、どうぞ私めを最初に御成敗ください。大事な街を守りきれなかった、無能な私めをお切りください!」
「
自分の前に平伏する老騎士を見て、さすがに感極まるものがあったのか、ナント侯爵の三男坊の若様とやらは、目頭を手で押さえた。
そのままこらえきれず、若武者の眼から滂沱と涙がこぼれていく。
「若様! どうかここは!」
「あいわかった、爺はもう何も言うな! シレジエの王将軍。ブルグンド家は、我が軍は……降伏する。どうか我らのみでなく幼き我が君主にも、ご厚情をお願い致します」
そう言うとボルターニュは、何も分かっていない幼君と共に頭を下げた。
何とか一件落着というところだな。
「幼君というのは、この小さい麻呂か」
「そなたは誰じゃ、余はブラン家当主、ボンジュール・イソワール・ブラン……えっとシレジエ・アルバートだったよね、うん。シレジエの正統王でおじゃる!」
金箔を貼ったペラペラの薄いローブに安っぽい王冠を被せてられて、顔を白塗りにしている。本当にお飾りそのものだな。
この子は、かつてのロレーン伯爵でブラン家当主だったブリューニュの親戚にあたる子供だ。今は、イソワール男爵で彼がブラン家当主だそうだ。
「シレジエの王将軍と言って分かるかな。ボンジュールくんよ、残念だが君は王様にはなれない。ブルグンド家は降服したから、もう負けだぞ」
「そうなのか、余は王様にはなれんのでおじゃるか」
あら、ボンジュールくん。意外に素直。
もっと形だけでも抵抗するかと思ったら、素直に落ち込んでる。声変わりもしてない可愛らしい少年だった。
「そうだ、王様にはなれないし領地は没収だ。家屋敷は残してやるから、これからは大人しく暮らすんだな」
「そうなのか、あいわかった。よきにはからえ」
全然分かってないようなんだが、まあ子供なんてこんなものか。
ボンジュールくんは、単に大人に担ぎ上げられて、そういう風に言えって教えられているだけなのだろう。
しかし、建国王レンスの
子供が白塗りで
この可愛げのある少年も、いずれは傲慢で最低な貴族だったブリューニュのようになるのだろうか。
それも教育次第かな。
ただのお飾りの
領地を完全に喪失したブラン家は、これで名門どころか貴族ですらなくなるわけで、もはや心配の種にもならないだろう。
敵の本拠地、
雇用契約が切れたゼフィランサス傭兵団が敵軍の要だったのだから、もはや戦争継続自体不可能であった。
本拠地を落とされると、軍隊というものは呆気ないものだ。
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