第二章 「魔素の瘴穴」攻略 編

第17話「義勇兵を集めよう」

「タケル殿ぉー、ついに……ついに魔素の瘴穴まそのしょうけつ討伐を決意されたのですな……」


 ようやく陰惨な王都から返って来て、ダナバーン伯爵の城に挨拶しに言ったらこれだよ。

 王都からどんな早馬が来てたのか知らないけど、もうシリアスシーンは済んだんだよ伯爵。

 ワシ感激! みたいな勢いで、両手で力強く握手とかいらないからね。


「まあ、とりあえず封印を目指す方向で動いちゃおうかなーなんて思ってますが」


 正直なところ、王都からの帰り道の間にだんだん不安になってきたのだ。

 そりゃこっちには、鉄砲も大砲もあるよ。

 しかし、巨大ドラゴンとか出てきた日には、どうしたら良いんだ。

 先が見えないってのは、やっぱ怖い。


「さすが誇り高き騎士タケル殿だ、英雄的事業を前にして、まったく気負いというものがありませんな!」

「ハハ……」


 いい顔して、何を言ってるんだ伯爵。

 もうそういうの似合わないから、無駄に褒めてもなんにも出ないし。

 むしろ、コーヒーを出してくれよ。

 そんなすぐ戦争に行くつもりないし、まったり商売の話でもしようぜ。


「タケル殿が討伐に起たれると聞いて、ワシも覚悟を決めました!」

「えっ?」


 なんだ……もしかして、一緒に戦うとか言い出すのか?

 どこの馬の骨とも知れんとか、王都で散々悪口吐かれた俺に、領地の軍事を任せっきりで城に篭ってコーヒー飲みながら、赤いエプロンドレス着せたメイドと、日がな一日イチャイチャしてるだけの伯爵が……ついに起つのか。


「我がエスト伯領全土に触れを出しましょうぞ!」

「おっ、おお……」


 これは本気だ、伯爵自ら動くとは、雷が落ちてドラゴンも死ぬかもしれん。


「我が誇り高きアルマーク家の騎士シュバリエ、エスト伯領討伐将軍サワタリ・タケルが義勇兵を募集しているとぉぉお!」

「ええっ~」


 なんだ、そりゃ。ついに伯領が自ら軍を率いて戦うのかと思ったのに。

 さっきのシリアスな決意は何だったんだよ。


「タケル殿。ワシは何かマズイことを言いましたかな?」

「いやあ、なんかたいへん伯爵らしいなと」


 俺が乾いた笑いを浮かべて話に乗ってこないからか、伯爵は頭からハテナマークをだしている。

 義勇兵を募集します(しかも俺の名義)から、戦ってきてくださいってのが、伯爵の最大の「覚悟」だったのね。


 まあ、こういう人だよなあ。

 平和的でいいんじゃないかな、王都のあのクソみたいな連中に比べたら、戦力を集めようとしてくれる伯爵の方が、百倍もいい人ですよ。


「もちろん、募兵費用はワシが出しますぞ。金貨三百、いやあ五百枚!」

「おおー、それは本当にありがたいです」


 無理して『ミスリルの胴着』とか買っちゃったから、また金欠気味だったんだ。

 王都の宰相とか言うシミッタレに比べて、先払いってのが嬉しい。

 太っ腹の伯爵は、俺が喜んでるのを見て嬉しそうに人の良い笑みを浮かべた。


「兵には物資も必要ですからな、兵士の着る服とか糧食の補給も、全部ワシに任せてくだされ!」

「伯爵閣下、ほんとに感謝です!」


 ちょっと心のなかで小馬鹿にして、本当に申し訳なかった。

 世の中で誰が一番尊いって、金と物をくれる人だ。


「軍のバックアップはワシにお任せくだされ、タケル殿は心置きなく瘴穴に群がる邪悪な化物どもをバッタバッタとなぎ倒して、千切っては投げ、掴んでは叩きつけぇ、ボッコボコのギッタギタのケチョンケチョンのバッタバッタのぉぉ……」

「……」


 なんか、伯爵が一人で興奮してヒートアップしてるので放って置くことにした。

 俺はこの世界の人間じゃないから分からないけど、『魔素の瘴穴』討伐ってのは、そんなに心躍る事業なのかね。

 エスト領も田舎だし、他に大きなイベントとかないからなのかなあ。


「……ハァハァ、他に何かワシにできることは何なりとぉー」

「では、伯爵。コーヒーを所望いたします」


 瘴穴は逃げないし、血管切れて倒れるまえに一息いれて休もう伯爵。

 よく聞いてたら、バッタバッタを二回言ってたからね。


     ※※※


 伯爵の方はいいとして、エストの街の商館に、佐渡商会さわたりしょうかい全社員を集めて説明会を開くことにした。

 ライル先生、ルイーズ、合計二十六人の奴隷少女、そしてなぜか呼んでないのにオナ村からやってきてしまったオナ村自警団の二十人。

 ちょっと待て。

 自警団の後ろから、村人総出で来てるじゃないか。本当に呼んでないんだけど!


 なんか、オナ村の若い衆が決起集会の勢いで、店の外にまではみ出て騒ぎ立てているので「なんだなんだ」と街の人まで広場に集まってきている。

 客がたくさん来てるならと、うちの店の子が商品を持って売りに出てるよ。


 あっ、コレットが焼いたクレープを売ってるのか。屋台やりたいって言ってた子かな、売れるといいな。

 ……って、そんな話じゃないんだが。


 何で社員向けの説明会のつもりが、なんか大騒ぎになって群衆まで集まってきてるんだよ。

 俺が、収拾つけられる事態じゃなくなってきてるじゃないか。


 そりゃ、『魔素の瘴穴』討伐軍を編制して出撃するには、オナ村がスタート地点になりそうだから村の連中が説明会に来るのはしょうがないけど。


「ご領主様、我ら一同も、命を賭けて戦うつもりであります!」


 オナ村の村長の息子とかで、自警団リーダーを気取っている、掛け声が大きいだけが特技のお調子者(マルスとか言ったかな)が、大げさなセリフを叫びながら俺に向かってしゃがみこんだ。

 やる気があるのはいいんだけど、革の鎧を着て長槍を持ちながらそんな風にしゃがんでも、ガラの悪い兄ちゃんにしか見えないから。

 みんなマルスの真似をして、ぎこちなくしゃがみこんだ。店の前でたむろするヤンキーかお前ら、兵士が畏まる作法が分からないなら無理するなって。


 せっかく火縄銃を配給してるんだから、こういう時こそ持ってこいよ。

 俺が、現代の軍隊式敬礼ってやつを教えてやるのに。


「まあ、期待してるからがんばってな」

「ハハー! ご領主様ぁ!」


 俺が声をかけただけで、マルスたちは地べたに這いつくばって、平身低頭した。

 兵士を気取ってても、すぐ村人気質に戻っちゃうんだよな。

 あと村人に、「俺は領主じゃなくて代官だ」って訂正するのはもう諦めた。

 村の人からしたら、そんなの知ったことじゃないんだろう。


 あとオナ村自警団は、村の防衛が仕事なんだから、あんまり張り切られても困る。

 頑張るのも程々にして欲しい。


「私達、奴隷少女近衛銃士隊も、ご主人様を命をかけてお守りします」


 シャロンが号令をかけると、奴隷少女二十六人が全員集合で集まってきて、こっちはなぜか綺麗に整列して、シレジエ王国式の敬礼(片膝をつき、剣や銃をかかげて銃身にキスをする)をしてくれた。

 こんな作法、誰が教えたんだとチラッと見たら、ルイーズとライル先生が笑ってた。


「そうか、ありがとう。しかし、近衛銃士隊ってたいそうな名前がついてるんだな」

「私たちは銃士というのだと、ご主人様に教えて頂きました」

「あー、そういやそんなことをいったな」


 銃を持った兵士だから銃士って言うんだとか、自慢げに言ったわ。

 シャロンに変なこと吹きこむもんじゃないな。


「ご主人様を一番近くでお守りすることを近衛だとルイーズ様に教えて頂きました。私たちは、奴隷少女近衛銃士隊です」

「その奴隷少女って頭につけるのも必要なのか」


「奴隷少女近衛銃士隊です、ありがとうございました!」


 全員が声を揃えて言いやがった。なんだよそれ、お店の挨拶か。

 奴隷少女、奴隷少女と、連呼されると、なんか魔法少女に空耳してくるんだが。


 魔法少女銃士隊も作りたいんだが何とかならないですかね、ライル先生。

 まあそんなくだらないことで先生を困らせてもしょうがないか。


「それより、お店の商売の方も抜かりないように頼む」

「お任せ下さい、交代で穴が開かないようにシフトを組みますので」


 シフトとか知ってるんだ。というか、この時代にシフトとかって概念あるんだ。

 バイトリーダー的な活躍ごくろう、シャロン。


「まあ、お前たちはあんまり戦争してほしくないから、お店に残って欲しいんだけど」

「他の子でシフト埋めましたから、私は二十四時間ご主人様をお守りできます!」


 やる気満々だな、シャロン。

 それはいいが、俺の話をよく聞こうな。


「それで、説明会のことなんだが、『魔素の瘴穴』に向かって進撃するに当たって反対の意見とかはないのか」


 俺はちゃんと説明して、社員一人ひとりの意見を聞くつもりだったのだ。

 いくら社員が全員奴隷少女とはいえ、ブラックな経営者になりたくないから。


「ご主人様のなされることに、反対や不満などあろうはずもございません!」

「ちょっとそこまで言われると逆に怖い」


 間違ったことを言ってたら、ちゃんといさめてくれ。

 俺はまだ高校生なんだぞ。

 商会に子供が多いとはいえ、この人数の責任を全部持たされるのはキツい。

 班長とか、リーダーとか、本当は苦手なタイプなんだよ。


「もちろん、みんなで話し合ってご主人様と共に戦い、泣き、わめき、お守りすることを心に誓ってます。お諫めすべき点があれば、命をかけてお諌めします」

「命はかけなくていいからね……あとできれば、わめくのも省略しよう」


 シャロンは、昔のことを思えば本当に元気になったけど。

 いちいち重いことを言う癖は治ってないんだよな。


 見た目は大人で賢いとはいえ、まだ中身は子供だからしょうがないか。

 はぁ、しかしこの店の表の人だかり、どうしたらいいんだろ。


「ライル先生、後は何とかその……」

「おや、ここはタケル殿のご挨拶が聞けると思ったのですが、ギブアップですか?」


 先生にしては珍しく挑発的なことをおっしゃる。


「もしかして、この群衆が集まってきて、どうにもならない収拾を俺につけろと?」

「せっかく街中の人々が集まってるんです、大演説で義勇兵を集めるチャンスじゃないですか」


 えー、大演説って誰がするんですか……。

 もしかして、俺がやるの?

 ルイーズ姉御の方をチラッと見たら、目を背けられた。

 えー、俺は挨拶とか向いてないタイプだからぁー。


 おいルイーズ! 真顔だけど、もう付き合い長いんだから、笑いをこらえてるのが分かるぞ。

 知ってるんだぞ、ルイーズは騎士団の偉いさんだったんだろ。

 団長とか、隊長とか、俺よりルイーズのほうがよっぽど向いてるのに……。


 うーん、しかしこりゃ俺もそろそろ成長しなきゃいけないってことなのか。

 ルイーズも、先生も俺にやれって言ってるし……。

 何も戦うのは戦場ばかりではない。


 何の因果か、騎士になって俺の名前で募兵とかされるんだろうから。

 ここは俺が一発かますしかない。


 俺は、覚悟を決めて銃士隊と自警団を引き連れて、街道に出ると広場に群れている人々に向かって大声で叫んだ。


「皆の者! アルマーク家の騎士シュバリエ佐渡タケルが、物申す!」


 俺が群衆の中心に立ち見回していると、いつの間にか、ざわついていたのが静まる。


 今の俺は、燦然と輝く『ミスリルの胴着』着てるから。

 多少は重要人物に見えるだろ、馬子にも衣装ってやつだ。

 もうどうせここまでやるなら、ゲイル将軍みたいに、赤マントもつければよかったかな。


 しかし、黙りこんでこっちに注目する群衆の何というプレッシャー。


 生徒会選挙になんか教師に無理やり立候補されられて、ろくなこと言えなかったトラウマがチクリと痛む。

 でも、ライル先生見ててください。俺はやります!

 俺は鉄剣を抜き放って、先生が見守る蒼天に向けて掲げる。


 シャキーンと抜剣の音が、静かな中に響き渡った。


 俺は知ってる、こういうのはやりきってしまうほうが恥ずかしくないんだぁぁ!


「これより、我々エスト伯領義勇軍は、『魔素の瘴穴』より発生したモンスター共の討伐を目指して、北伐ほくばつを開始する!」


「奴隷、物乞い、農民、町民、商人、冒険者、兵士……諸君らの身分・年齢・性別、経歴の一切を問わぬぅぅ!」


「誰でもかまわない、何も持たなくていい、ただ共に戦う義勇のある者たちよ! その身一つで俺のところに馳せ参ぜよ!」


「国を救うため、無辜の民を守るために、どうかみんなの力を貸して欲しい!」


 ……シーン。


 うわ、恥ずかし。

 みんな眼を丸くして、呆然とこっちを見てるよ。

 いやシャロンとか、オナ村の連中も、敬礼してないで助けてくれ。


 変なテンション入ったよね。

 やりすぎた俺が悪かったから、ここは笑って誤魔化すなり、なんなりフォローを――


「ウワアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」


 剣を掲げたまま、硬直していた俺をよろめかせて吹き飛ばすぐらいの大きな歓声が上がった。

 それはお腹の底にドシンと響き渡る、声の爆発だった。


 叫んでいるのはその場の全員だった。溢れる大歓声、割れんばかりの拍手、お調子者の自警団が槍を突き上げて吠え立てる、うあああ、うわああと言葉にならない叫びが、街の広場に無数に響き渡った。


 ああっ、やっぱりこういう演出でよかったんだな。

 上手く行って、ホッとしたのか悲しくもないのに涙が出てきた。


(ライル先生、これでよかったんですよね……)

 やりきった俺は、剣を鞘に収めると涙をこらえて空を見上げた。


 天で見守ってくれていたはずの先生は、いつの間にか割れんばかりの歓声によろけそうになっている、俺の背中をそっと嫋やかな手で支えてくれていた。


「タケル殿、上出来でした」

「もっと褒めてください」


 ライル先生に本気で褒められるとか、初めてじゃないか?

 すごく嬉しいんだけど。


 ちなみにこの日、人が集まった広場に向けてクレープの大売出しに出た佐渡商会の屋台は、一日の売り上げ新記録を更新した。


     ※※※


 やがて、静かになった商会の入り口。

 祭りのあとみたいな雰囲気に、独りで黄昏ている俺に、後ろからねぎらいの言葉が飛んできた。


「ごくろうだったな、タケル」


 燃える夕日のような紅い髪をなびかせて、ルイーズは店に入ってくる。

 さっきのことがまだ忘れられないのか、明らかに面白がっている顔で、俺の肩をバンバンと叩く。

 まだ、可笑しいのかよ。


 ほんと、俺の演説にルイーズだけは腹を抱えて笑ってくれたからな。


 俺も恥ずかしかったし、似合わなかったって自覚はある。

 むしろ本気に取られたら嫌なんだ。


 国のためとか、民のためとか、聞きざわりの良い理由なんて、大嘘もいいところだからな。

 ルイーズが笑い飛ばしてくれたことで、演説の件は気が楽になった。


 でも、気が楽にならないこともある。

 ゲイル将軍に王都で聞いた、ルイーズが元々騎士団に務めていたっての話を、聞いていいものなのかどうか、未だに迷っていた。


「やはり、避けられぬ因縁なのかな」

 ルイーズが独白めいた口調で、俺に語りかけてくる。


「因縁ですか?」

「魔素の瘴穴だよ、聞いたんだろう。私が元騎士で、『魔素の瘴穴』討伐軍を率いて大敗北したのだと」


 ああ、そうかルイーズはもう俺に知られていることを知っていたのか。

 自分から言えば良かった、余計な気を使わせてしまった。


「すいません、勝手に聞いてしまって」

「謝ることはない、もともとライルの先生さんもその頃は王都にいたんだから、私が騎士団に居た時のことも知ってたからな」


 ああそうなのか、ライル先生は知ってて、みんなには黙っていたんだな。

 そういう腹芸って、俺にはできない。

 やっぱり先生は凄い。


「なあタケル、私は今でも反対だよ。魔素の瘴穴に挑むのは反対だ」


 ルイーズは、俺にキリッとつり上がった形の良い眦を向けてくる。

 さっきまで笑っていた美しい茜色の瞳には、いつになく真剣な色があって、目を背けることすらできなかった。


「私はずっと逃げてきた、自分の失敗からも、仲間の死からも。お前と出会ったときも、一緒に居た時も、私は自分の過去からずっと逃げ続けて生きてきた」

「ルイーズ……」


「せめてもの罪滅ぼしのつもりだったのかもしれない、戦闘に不慣れだったお前を助けたのも、お前が拾った兵士たちの子供を、助けて育ててやったときも。でも、過去は結局、逃げ続けてもやってくるんだな」

「もし、ルイーズがまだ反対なら」


 ここまで盛り上がってしまった北伐だが、俺としてはきちんとした反対があれば止めようとも思っていた。

 いくら宰相に煽られたからって、なにも馬鹿正直に危険な『魔素の瘴穴』に挑むことはない。

 適当に、王領のモンスターを攻める振りをしておけば安全ではないかとも思った。


「言うなタケル、お前は挑め」

「ルイーズ」

「いい演説だったじゃないか。一刻の感情かもしれんが、私の胸にも響いてくる演説だった」


「本当に? 笑ってたのに?」

「そりゃ、お前には似合わなかったから可笑しかったさ」


 犬に追われて泣いていた情けないお前がなあと言って、またルイーズは肩を震わせてプププと噴きだした。

 おい、そういう昔の話を蒸し返して笑う雰囲気じゃないでしょ。酷いよ。


「でも、私が騎士団参事として討伐軍を編制した時、タケルのように身分や地位にとらわれず、もっと柔軟な発想を持って挑めば、もしかしたらあんな失敗をしなかったんじゃないかとも思えた」

「そうですか?」


 ルイーズぐらい強くても負ける相手に、俺が勝てるとは思えないんだけどな。


「そうだよ、だから私はお前が挑むのを全力で手伝う。お前は、私の新しい可能性なんだ。タケル」


 そういって、俺の肩に触れた手は、さっきとは違って優しかった。

 なんかこう頑張らなきゃいけない空気になってるけど、俺はまだヤバかったら逃げる気満々なんだけどね。

 でも、まあ他ならぬルイーズのためなら、ちょっと本気で頑張っても良いかな。

 ミスリルの胴着もあるし、そう簡単には死なないだろう。

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