君と100回出会えた奇跡

プロローグ

私は手にグローブを着けて赤サンドバックに向かって何発もリズム良く殴る。

三発殴った後思いきっり蹴るとセットしてたスマホのタイマーが鳴って私は息を吐く。


「もうこんな時間か夢中でやってたら以外と一時間も早く感じるんだなよしストレッチして帰ろう」一時間後私は通っているジムを出る。




〈私が住んでる町は他の町と比べればだいぶ変わってる物を手を使わずに動かすのは当たり前だし体を浮かす事だって当たり前、〉




〈そう私が住んむこの町は能力者が居て当たり前の町だもちろんそうじゃない人も居るけどその人達も能力者が能力を隠さなくても能力者を嫌ったり化け物扱いする事もない〉




〈それは今の話で昔は違った前はもっと普通の人は私達能力者を嫌い化け物扱いする人がほとんどだったけれどそんな中その偏見を変えたたった一人の能力者で警察官がいた〉




〈その人は私の母でもあった母がどうやってこの町の偏見を変えたかは詳しいことはよく分からないが亡くなった今でもこの町にこの世界にその名を残し続けている。〉







〈もちろんこの町だけではなくこの町に能力者が住むことは国から認めてられているそれもきっと母がした功績が認められているからだと思う〉私自転車に乗りスーパーで買い物を済ませて家に帰るリビングに入る。





「ただいま周」「お帰り光」〈この子は私の弟の見守周、周はモデルとして活動していている。〉




「周、今日は周の好きなハンバーグだよ」「本当?やったー」ソファーに座っていたスマホを触っていた周が立ち上がって喜んだ。「周って本当にお肉が好きだよね~」




「うんお肉も好きだけど光が作る料理も大好き」「それは嬉しいな、すぐに作るからちょと待ってて」「うん!」



自分の好きな物が夕食に出て嬉しかったのかいつもよりテンション高めで返事をする。そんな姿が可愛くてずっと見てられるな~と思っていたら




「光、ボーとしてないで早く作って」「分かった。ちょっと待ってね」エコバックを持って台所に行って料理を作り始める。周の視線を感じながら三十分後に作り終わった皿に盛り付けしていつも食事しているテーブルに運ぶ。




「いい匂いもう食べていい?」「うんいいよ」「やったーいただきます。」一口食べて「やっぱり光の料理は最高だね」




「ありがとう周が私の作った料理を美味しいそうに食べてくれるから作りがいがあるよ」「だって光のご飯美味しいんだもん」「周のためならいくらでも作ってあげる」「これからも姉として?」





「もちろんだよだって私達本当の姉弟だし」黙り込む周「周?」「えっ?ごめんなんでもない」一瞬様子がおかしかったけどすぐにハンバーグを美味しそうに食べる周




そんな姿を私はほほ笑んで見る。「そうだ光、前働いていたバイト先の店長に頼まれて一日バイトすることになったから十八時には家を出るから。」「分かった。私久しぶりにそのカフェに行こうかな~」







「えっ別に来なくてもいいよ」「私も今日は仕事ないし丁度お茶したかったところだから」「だからって」「私あのカフェのミックスフルーツパンケーキが好きで周が辞めた後でも週一で通ってるから」



「そうだったんだ。それにしても光のハンバーグ美味しい」「ありがとうでも何でカフェの話からいきなりハンバーグの話になるの?」「だって美味しずぎるもん」「アハハ何それ?」




こんな君との幸せな日常がずっと続くと思っていた、だけどこの後あんな事件が起きるなんて思いもしなかった。それが残酷な運命の歯車が動き出すとも知らずに



















































































































































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