君との出会いは唐突に

黒豆

第1話出会い

僕が君と出会ったのはとある説明会だった。説明会の終わりに、たまたま交流会が開かれたまたま彼女が隣にいた。最初は特に興味もなかった。

交流会が始まると、あちこちで人が話し合い始めた。僕はその中で中々人と話せずに、隅まで追い出されてしまった。その隅でたまたまさっきまでいた彼女に出会った。彼女は小柄でポニーテール特徴的な大きな目で二重だった。彼女は「さっき隣にいた人!」とその大きな目を向けていってきた。僕はその大きな目に不思議さと謎の吸引力みたいなものを感じた。ただ発言の内容は、初対面の相手に対して失礼だなと思った。しかし不思議と彼女のその失礼さは、僕の謙虚さを上手く懐柔した。僕が女性とここまで話したのはいつ以来だろうかと言う程、彼女のコミュニケーション能力は高かった。思わず僕は、別れ際連絡先を聞いてしまった。彼女は特に嫌がらず、交換してくれた。

総合的に言うと失礼な子という印象が強かったが、部分的にみると非常に魅力的な不思議を持ち合わせた子だと感じた。

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