古代人

古代には現在より、魔法の使い方などに熟達した一族がいた。

それは山と海に隔たれた陸の孤島。

その地下に都市をつくり、住んでいた。

なぜ地下なのかといえば、日の光にあたると肌が火傷になる、特殊な体質の持ち主だったからだ。

そんな彼らが、世の禁忌に触れるような魔物を生み出してしまった。

なぜ生み出したのかは、子孫を自称する彼らも知らない。

その魔物は人の姿をしているが、生きとし生けるものの魂を食らう。

それらを封印し、子孫が万が一にも封印を解かないよう、この地を立ち去ることにしたらしい。

断腸の思いで故郷を捨てた彼らは、陽光の下でも生きられるよう、全身をローブで覆っていた


世代を経る毎に陽光の下でも生活できるようになった。


ラヴェンナを立ち去って最初に交流を持ったのがダークエルフ。

以降、さまざまなことを教え会った。

お互い手を出さない決まりになっている。




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