死霊術の原理

■なりたち

 死霊術はホムンクルスをつくる錬金術から派生した。

 魂が入っていない肉体かそれだったもの扱うことに特化した技術。


■原理

 魂の空洞に魔力を注ぎ込む。

 その肉体を魔力の器とする。

 

 魂の器は酒を入れる革袋のようなもの。

 生きているときは酒が入っている。

 死ぬと酒がこぼれ落ちますが、少し残こる。

 死霊術はその革袋に、無色透明な酒を注ぎ込むようなもの。

 そうすると残った革袋は薄まりまるが、生前の色と香りの酒として満ちるの。


 そこに原始的な欲望を注ぎ込む。

 薄まっているので原始的な欲望しか処理できない。

 そうすると勝手に動き出す


■墓場から死体が這い出るパータン

 墓場から死体を動かすことはできるが、土が硬いと出るのに一苦労。

 武器を持たない死体にできることは、かみつく程度。


 一体に絞れば、強くはできる。

 それでも骨格を強化できるわけでもない。


■骨が動く原理

 スケルトンは足がないと立てない。

 生物にはそれぞれ、固有の魔波を持っており骨にもそれが刻まれている。

 器に力を注ぐことで、自然と生前の形をとろうとする。

 

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