ドラゴンについて

■始祖の誕生

 天空より上にある、星全体を覆っている不可視の領域を大天蓋だいてんがいと言う。

 隕石のような魔力の塊が大天蓋で燃え尽きることを天燃てんえんと言い、その時に始祖が誕生した。


■飛行の原理

 大天蓋だいてんがいから生まれた者は、大天蓋だいてんがいに引き寄せられる。

 その力の強弱を制御して空を飛ぶ。


■その他のドラゴンの誕生

 二つのパターンで生まれる。

 1.天燃てんえんが発生したときに、大天蓋だいてんがいに漂う魂と反発し合うと生まれる。

 2.つがいが魔力を引き合わせ、大天蓋だいてんがいから魔力が降りてきたときに子が宿る。


■ドラゴンが死ぬとき

 魂は大天蓋だいてんがいに戻る。

 そのときに魂がまれに目に見える。

 昇竜と呼ばれる現象。



 



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