ドリエウス領の歴史
プリュタニスに記載させた、ドリエウス領の歴史の要約
・移住してきた契機
元々は山脈の先にある土地に住んでいた。
そこでは、獣人とも平等な社会を形成していたが、隣国との争いで獣人が反乱を起こし王国は滅亡。
王族と一部の民は、『山を越えた先に安住の地がある』という伝承を頼りに移住を開始。
移住は人間のみ。
山脈越えで5000人ほどいた人口が2000人に激減。
・移住後
首都を決めるまで、病気や栄養失調で2000人が1000人に減少。
元々が騎馬の運用に長けていた人たちで、連れてきた少数の馬を繁殖させて、騎兵を主体とした戦術を確立。
建国時に王の親類が5名いて、それが預言者の前身の組織となる。
王は安全の確保のため、戦士を率いて戦う。
預言者たちは留守を守り、平時は王の顧問として内政を助ける。
・人間至上主義を掲げる
王国滅亡の引き金になった獣人の反乱から、獣人を嫌悪する。
獣人を支配して使役するシステムを構築。
システムは預言者が考案して、確立した。
・政治形態
首領を頂点として、5人の預言者が王の補佐をする。
首領継承は預言者の承認をえたものが首領につける。
このシステムは建国後に徐々に作られる。
社会的地位をローブの色で示すのは、2代目首領が即位時に確定される。
まだ、国も貧しく豪華な衣装も作れないための苦肉の策だったがそれが固定される。
・外交関係
獣人を互いにいがみ合わせて、支配する方式は3代目で確立。
5代目の時に魔族と交戦して勝利
5代目がプリュタニスの祖父
不平等条約を結ぶ。
人により近いのと、魔物の防波堤になっているので支配まで至らない。
・人間の慣習
城内に留まり、獣人と接触は避けている。
男の子供が成人する歳に、配下の獣人を狩り支配者である証明をすることが必要。
狩ることに失敗したものは、半人として奴隷のような扱いを受ける。
男は戦うことが仕事で、戦士として厳しい鍛錬を受ける。
女は出産が仕事とされている。
一夫一婦制だが、子供を産めない妻を離縁する権利は夫にある。
勇敢な戦績を挙げると、特例として二人まで妻を持てるようになる。
特例は預言者が認定する。
・滅亡
7代目のドリエウスの時に、ラヴェンナと交戦し滅亡。
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