第4話 「ハゲしいanime至上主義」
「たたき、くだき、とばし、なげ、つぶし、はじき、しずめ、おとし、やき、くだし、とかし、ひき、おかす…」
ひらがなで書いても可愛く見えないこの言葉たちは、戦いの中で使われる言葉である。
ある、坊主(ボウズ)が説法の中で言った…
正義は、振りかざすものの主観であり…
真実は、振りかざすものの中にしかない…
力は、 振りかざすもののためにあり、
弱者は、振りかざすものに虐げられる。
この世の中には 男と女、正義と悪、陰と陽、弱者と強者、様々な人種的区分、宗教の違い、個別の考えを持つ人がいる。
ここまで、違いがあるのであれば、人と人の間で争いが起きることは…もう、必然である…
しかし、考えてもらいたい。
人とは何か……
学術上は、火徒(人)科にあたる動物の一種でしかない。
他の動物との違いは、火(自分の質量以上の力)を扱うことができることだけ…
私たち… 人とは何なのか…
ある人は、神のしもべと言い…
ある人は、食物連鎖から外れたものだと言う。
…そして、ある人は…
人とは、人としての意思があるものである…と、言った…
(PS:まあ、僕(っ子)なんだがね♡ネカマ乙)
人は、意思を持ち、その意思は他人が測ることができず、人の意思は、当人のみが保証できるものである。ドヤ顔
(PS:何を言っているか分からねえと思うが、僕には分かる!…話を区切りすぎ?すいません、もう出てきませんので許してください。何でもしまうま)
さて、人とは、「人が人としての意思を持つもの」という前提に立つと、戦争も、宗教も、恋愛も、全てが理解できる!
なぜならば、自分を人であると認めることは、自分しかできず、他人を認めるためには、自分と同じ「ひとつ」になるしかない。
しかし…人は未だに本当の意味での人には誰もあったことがない。なぜなら、人を人だと完全に認めることは、自分以外にはできないのだから…
人の歴史は、人を人と認める…自分を…人を…人と認めるための歴史である。
しかし、これは、自分は自分の中を見ることができず、自分のことを自分だと認めるためには、他…客観からの証明が必要であり、自分を人と認めることは自分で自分を認めることが必要となるが、その根拠となる証明は他人にしかできない。という矛盾の連鎖が始まってしまう。そして、この矛盾を解消していくことが本当の人の歴史である。
その矛盾を解消する歴史…
さあ…その歴史の変遷を少し振り返ろう…
人は いつからか そこに存在した そして 思考を始めた。
まず、自分を人だと認識するために一つの共同体を作り、これを人に例えた。
これは、今では家族や「財団法人」と呼ばれている。
そして、他人と自分を比較し、自己というものを持つに至った。
しかし、これは完全ではなかった。
そのため、さらに共同体を大きくし、村や町を作り、おおやけの人…「公人」を作った。
これも完全ではない。
そして、人は国を作り、国を成すために国を定義付け、他にも国を作り、その他国に認めてもらう仕組みにより、国家という人を大きくした存在を完全に定義付けすることに至った。
人の集まりである共同体は、大小様々なものがある。小さいものでは家族、恋人、クラブ活動やサークルがあり、大きくなっていくと村や町や市…
さらには国、国の集まりである同盟、国際連合にまでに至った。
だが、人は、人が作った共同体を定義できたとしても、人は人を完全に認め定義付けることには至っていない…
次の来る、人を認めるための手段は何か…
誰か…分かるだろうか?
人を人としての完全な存在にするために、人は人の存在を定義しようとし、大きい存在にし、あらゆる手段を試みてきたが、未だに人は自分も含めて本当の人だと認められていない…
…ただ、自分は、人だと信じているだけだ。
ここで、一つの回答を与えよう。いや、すでに作戦は遂行中なのである。そして、ほぼ地球上の全ての場所に浸透し始めている。
これは、人の歴史の体現、地球上で完全に独自の文化を形成した小さな島の小さな大国から作戦が進行されている。
これは、世界統一宗教…世界統一言語…世界補完法…世界天然
これとは、 誰もが、知っている 「アニメ」 である。
「アニメ」は人が作った。
実態がある作品であるが、数は有に万こをえ…数マンこを超え、いわるゆアニメーションだけでなく、小説、漫画、イラスト、ゲーム等あらゆる表現作品にまで至り、世界に浸透している。
この作戦に名前はない、誰かが指揮しているわけでもない、社会のシステムに浸透し、止めることはできず、全ての人を同じ規範のもと、理念思想を強制し、人と人が完全に理解し合える状況を作り始めている。
この作戦が完遂された日には、科学技術による進歩も合わさり、完全に人が他人の意思を理解でき、争いがなくなり、本当の意味での共感ができることになる。
そして、人は、共同体を作る必要がなくなり、個として完成され、谷間も股下も…
失礼…
他人もまた、人と認め合うことができるのだ。
…だが、変化は…既存の利益を享受している存在からは、必ず拒まれる。
既存の社会は、「アニメ」を否定した。それは、始まりの地から始まった。「アニメ」は、大人のものではない…子供の教育に良くない…否定、否定、否定…
しかし、「アニメ」は、既存の共同体のいづれにも属さない。それゆえに定義付けはできず、人は人を認めるために存在している「性(SEGA)」及び、人は何かを定義しなければ何かを理解できず、批判も批評も攻撃もできないため、定義付けできない「アニメ」も理解できず、「アニメ」の浸透だけは順調に進んで行く。
(SEGAは、もっと昔みたいにメディアミックス作品を作れ!ユーザーを考えて!どうぞー。)
そして、浸透し始めた「アニメ」は、もう誰も止めることはできない領域に入った。
「アニメ」が完全に世界に浸透すれば、全ては統一補完され、「ひとつ」になる。
「アニメ」は、人類が人の意思を認めるために身につけた、言語、文化、歴史、科学技術、思想、宗教…この全てを人の頭の概念を認識する部分に働きかけ、無意識のうちに完全に統一補完してしまうだろう…
もう、この作戦は止まらない、自分が自分を…そして他人を人としての意思を持つ存在として認められる世界を作るために、いにしえの共同体を作るという歴史を捨て、
存在証明のための「人の歴史」
一つの世界統一言語
一つの世界統一認識
一つの世界共通の ハゲ しい意思!
神とも呼ばれる 「アニメ!」 これ(髪)なくして、人の照明はなり得ない!ピッカピカチュ〜!
(乗るしかないぜ!このビックウェーブによぉ♫
引用「アニメは世界を救う」面妖書房 筆 エロニオ・ボレール
「人とはアニメを作るために生まれた」抱擁文庫 筆 スッポン・ポン
「人の歴史は戦いの歴史」
SOX有限会社 筆 マンセイ・ヒキコモーリ
「ハゲは治る」ようつべ脱毛CM 声 ウルサイン・ジャー
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