第六章の登場人物
<星爛学園>
●近衛京子
腰くらいまでの長さの、美しい黒髪を持つ和風美人。旧華族のお嬢様。
一見温和に見えるが、中身はバリバリの差別主義者。温和に接するのは自分と同ランクの者だけで、下々の者には喋るのすら嫌がる。その上、異世界に存在しない和服を作らせたりとナチュラルにワガママ。
とはいえ、彼女としては普通にしているつもり。金持ちが普通に暮らしていても、庶民からすればものっすごい贅沢している的な。「ユニ〇ロ? 服なんて買いにいかなくても、仕立て屋さんが家まで来るやろ?」とか言っちゃう感じ。
日本では
判明しているレアスキルは“神符創製”。使ったことのある神符を作れる能力だが、燃費が悪いらしく、作れて一日一枚。言語理解以外の残り四~五個のレアスキルはまだ不明。
気位が高すぎてレヴィアとは相性がものすごく悪い……が、最終的にレオ(レヴィアの男装バージョン)に一目惚れ。異性として同性に惚れるという、とんでもないことになってしまった。
アリスを慕っている事といい、木原家が弱点なのかもしれない。
●田中美久
茶色がかった黒髪のモブ顔女子。モブ顔すぎてあまり記憶に残らない。
同じ学園に通いつつも京子の従者をしており、彼女の命令には従順。嫌がりはするが、結局は逆らえない。
中身はいわゆる腐女子であり、掛け算で遊ぶのが大好き。リアルだろうが二次元だろうが顔が良ければ大体何でもイケる。野獣先輩みたいなのは「うん、見えないとこでやってね」という感じ。
因みに彼女が腐女子になった理由の四割くらいは京子のせい。ワガママかつ高慢、裏工作バリバリな彼女に振り回され、「女は汚い。男同士のさわやかな友情こそ至高」という思想になった。
京子に“影”と呼ばれているが、実際どんな役割なのかは不明。大体予想はつくと思うが。ドーモ読者=サン。田中美久デス。
戦闘能力はそこそこあるものの、直接的な戦闘はあまり得意でないらしい。レアスキルは今のところ不明。
<クエイク>
●ディー
黒髪のアイドル系男子。優男風な容姿に反し、割と熱血。仲間想いであり、クエイクのリーダーらしく皆を引っ張る(というか引きずる)タイプ。
担当パートはボーカル兼ギター(のようなもの)。作詞作曲も彼が担当。
●フレッド
金髪のクール系眼鏡男子。ただしクールなのは見た目や振る舞いだけ。ディーと同じく中身は熱い。
ディーの作る音楽に心の底から惚れこんでおり、「自分たちの音楽で世界中を笑顔にする」という目標を本気で叶えたいと思っている。
担当パートはキーボード(のようなもの)。折り畳み式で持ち運びがしやすいスグレモノである。
●ロジャー
茶髪の三枚目系男子。ディーに引きずられ、フレッドから煽られるという苦労人的なポジ。常識枠とも言う。
担当パートはベース的なもの。
●ライアン
青髪のメカクレ男子。ぼーっとしている上に喋る事はほとんどない。マトモに喋るのはライブ中くらい。ハモって歌う時とか。
担当パートはドラム的なもの。普段のぼけぼけっぷりとライブ中の熱さのギャップにやられる女子が多数、らしい。
なお、分かる人には分かると思うが、四人の名前の元ネタはとある超有名英国バンド。
ファイヤーな銃orファイヤーな爆弾から取ろうかとも思ったけど、片や和名、片やネタがバレバレになるのでやめた。
<魔法都市>
●六賢者
魔法都市の指導者たち。
法の賢者(政治)、
法の賢者が盟主的存在である為、彼だけはアスターという名前を出したが、そこまで登場しない&読者が覚えきれないという事でそれぞれの名前は出さないスタイル。決して考えるのがメンドクサかった訳ではない。いいね?
魔法都市の中核たる魔法学園の経営も彼らが担っており(というか半数は魔法学園で研究をしている)、彼らの都合のいいように運営されている。が、クエイクにハマッたことで学生たちに譲歩を見せるようになった。理解を示した方が「クエイクにハマッても問題ない」という言い訳がつくからだ。新たな音楽を学ぶ的なタテマエで。どこまでも自分最優先主義。人はそう簡単に変わらないのだ。
なお、魔の賢者のガーベラだけは魔法都市におらず、本章では登場していない。前章の千妃祭が終わった後は別の場所に移動したようだ。
<全世界学問自由連合(ゼンレン)>
●ボブ
ツッコミ肌の平隊員。
●トム
級長。コスプレマニア疑惑あり。
●サム
班長。オッサン顔なティーンエイジャー。
<魔王軍>
●ヴォルフ・レッドエース
逆立てたオレンジ色の髪にハチマキ、強い意志を感じさせる目と、見た目からして熱血な人物。応援団風の学ランを着ている。
ゼンレンの指導者であり、とても目立ちまくっていたため、当初は赤の爪牙とは無関係と思われていた。が、実は赤の爪牙の一員というオチ。
直接的な戦闘力は不明だが、ルゾルダを操るパイロット能力は非常にすぐれている。己の手足のように動かす。そのため、テストパイロットとして潜入していたが、ゼンレンの指導者という賢者の意に反する活動を始めた事でクビになった。
レアスキル“煽動”を持ち、文字通り他者の気持ちを煽り、増幅させる事が出来る。ただし、対象者が「煽動する思想を心の底から同意している」、「ヴォルフを指導者あるいはそれに準ずる存在と認めている」の二つの条件を満たさねば発動しない。故に、レヴィアたちにはもちろん、学問の自由が目的ではないフレッドには効果がなかった。
<日本>
●木原アリス
ただの洗脳系合法ロリと思われていたが、その正体は“
他者を仲裁したりボランティアに参加したりと優しさに溢れている……が、悪魔との闘いを途中で辞めたりと行動がチグハグ。どこかの誰かさんがいるかいないかで優先順位がとてつもなく変わるようだ。
以上の経緯から天叢雲は彼女を監視している……が、
異世界転移騒ぎにしても、何やら色々と事情を知っているようだ。
●奥様三人組
サ〇エさんヘアーの太めの奥様、眼鏡の奥様、美人だけとちょっと体形に陰りが見える奥様の三人組。全員子持ちのママ友で、仲がいい。
アリスとも仲がいいが、見た目がアレなせいか母性的な感情を向けている模様。
純花の跡を継ぎ、ロリコンハンターとなった。着任して間もないにも関わらずハンターランクはBと、非常に優秀。但し更生手段が過激すぎるとの声もあるのだとか。
<キャラクターアップデート>
●レオ様
ワールドクラスの歌唱力と、圧倒的ビジュアルを持つ伝説のロックンローラー。観客を盛り上げるパフォーマンスもお手の物。
アイドルゲーム風に言うとVisual(容姿) >>>>> Act(演技・演出) > Vocal(歌)的なステ振り。但しVocalが他URのVocal特化キャラをはるか超える。「レオ様持ってねぇの?wwww」と煽れるのでぜひ手に入れたいところ。なお、排出率は0.0000000000000001%未満なので、リアルマネーは十分に用意しておこう。
魔法都市中が彼にハマり、「最高の歌手」「熱すぎる存在」「平和と希望の象徴」などと呼ばれている。但しあまりにも恰好良すぎて気絶者多数。最後まで歌を聞けないという悲しいファンがいるらしい。
因みに本人としては音楽に全く価値を見出していなかったりする。ついでに「あんまりやりたくない」とも言っているので、過去に何かあったのかもしれない。
●木原純花
圧倒的なパワーを持つ少女。今回、魔力を使えるようになった事でさらに強くなったようだ。ほぼ瞬殺だったので、実際の戦闘力は次章以降に明かされるだろう。
他人に対し塩対応が基本であった彼女だが、仲間に対しては割と心を開いている模様。但し、開いたら開いたで過保護気味になり、危機に対して先制攻撃を仕掛けるので問題がなくはない。
●馬鹿
色々と大変な事をしでかした馬鹿。なお、悪意などは微塵もなく、己の正義に従っただけな模様。馬鹿は恐ろしい。
現在、とあるバンドグループにドハマリ中。関連グッズにお金が消えてゆく。
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第二部は「作者マイページ→レヴィア・テンペスト!!」、もしくは↓からどうぞ。
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