第一章の登場人物
<メインキャラ>
●レヴィア・グラン
主人公。桃色の髪に桃色の瞳という萌えキャラにして傾国の美女。
年は十六歳。
中身は木原新之助という男であり、前世では超イケメンの上に大企業の創業者、おまけに美人の妻と可愛い娘がいたという超勝ち組だったらしい。
目的は結婚して旦那を虐げつつ旦那の金で豪遊する事。
が、そう言いつつも本人はノンケなので、結婚後どうするかは不明。
●ネイ・シャリーク。
赤髪ポニーテールの長身かつ褐色肌の女性。おっぱいも大きい。
年は二十五歳独身。
戦士らしく凛々しい雰囲気を持つが、中身は乙女。乙女すぎて理想が高く中々結婚できない。
理想は『白馬の王子様』だが、その他も色々とイケる模様。
●リーゼロッテ・レギアル
金髪碧眼の赤ずきんちゃん。長い髪を左右でおさげにしている。
貧乳だが貧乳というと怒る十四歳児。
凄腕の魔法使いであり、牡丹一華の良心。ただ、ド田舎出身のせいで常識知らずなところも。
今のところ結婚願望は無いらしい。
<王都ユーク>
●エバンス
王国騎士。レヴィアに惚れて告白したが、直前で逃げる事に成功した幸運な人物。
ラストネームは面倒で考えてないので聞かないで。
<ペンドラン>
●ランド・エティグ
ターバンを巻いた行商人のおじさん。娘から距離を取られて悲しんでる。
●ルル・エティグ
ランドの娘。栗色の髪をお下げにしている。六歳。
おしゃれとかお姫様とかが大好きな、女の子らしい女の子。
●アンナ・エティグ
ランドの娘であり、ルルの姉。面倒見がいいらしい。
●ガウェイン・ガラディン
金髪碧眼の正統派イケメン騎士。誰に対しても丁寧な言葉遣いをする紳士。
ペンドラン十二騎士の一人で、『太陽の騎士』という称号を持つ。
正義感が強い真面目な人物だが、どこかズレている模様。
●アーサー・ペンドラン
ペンドランの領主であり、爵位は伯爵。
濃い茶色の髪をオールバックにし、同じく茶色の立派なヒゲをはやしている。
彼の一部がニセモノでなければ領地が傾いていたかもしれない。
<セントファウス>
●セシリア・ヴァルフォーレ
ルディオス教の教皇、アルフ・ヴァルフォーレの娘。
金髪の優しそうな雰囲気のお姉さん。
神官のクセにプロポーションが抜群でもある。けしからん。
●ジュディス・オルデン
オレンジ色の髪をショートヘアにした女騎士。詳しくは次章で。
<???>
●テオ
謎の獣人の少年。銀髪にネコミミ、ネコのしっぽと、その筋のお姉さま方にはたまらん人物。
魔物を操るレアスキルを持つらしい。
●テオの兄
謎の獣人の男。テオの兄らしく銀髪ネコミミなのは同様だが、弟と違いキリッとしているイケメンさん
忍者風の格好で忍者っぽい戦い方をするが、おいろけの術には弱い模様。
●田中
レヴィアの人生観に大きな影響を与えた偉大な人物。
専業主婦なのに家事をしない妻と、自分をバカにする娘を持つ、リアルに悲劇の男。
きっと帰りたくないから残業するタイプ。なお、当時の彼は部長なので残業代は出ない。
新之助の事は割と慕っていたが、どうしても許せない事が一つだけあった。
自分がバーコードヘッドだからという理由で部長にした事だ。
しかもその理由を公表し、周囲に『ああ、なるほど』と納得させたので余計に許せない。
おまけに新之助が他社の社長とバーコードバトラーで戦っていた際、自分を切り札にしたのも許せない。
怒りに突き動かされた彼はバーコードバトラーを分解し、制御チップからソフトウェアを抽出。逆アセンブルしてプログラムの解析を試みる。結果、とあるバーコードを読んだ際にチート級の強さが表示されることを発見。
いつか新之助の髪型をチート化してやろうと目論んでおり、彼は数少ないお小遣いで買ったバリカンを常に懐に仕込んでいた…………が、その前に新之助が死んでしまい、色々な意味で喪失感に襲われた。
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