ラクシアの世界観について
大雑把に世界観を把握したい人向けまとめ
コボルドでもすぐにわかる!
世界観がわからなくて何が良くて何がダメなのか把握できないとRPが地蔵になっちゃう……という人でもここさえ押さえておけばすぐにラクシアの一員だ!
【世界の名前】
▼ラクシア
冒険の世界全部。惑星ラクシアと思って良い。
▼アルフレイム大陸
SW2.5のルールブックで紹介されている冒険の舞台となる大陸。
▼ケルディオン大陸
SW2.5のルールブックで紹介されている冒険の舞台となる大陸その2。
アルフレイム大陸は今後リプレイやサプリメントで設定や物語がどんどん増えるが、こちらの大陸はユーザーが自由に設定を作って良いように公式では一切触れないと明言されている。
▼テラスティア大陸
SW2.0時代の冒険の舞台となっていた大陸。
2.5の基本ルールブックの中ではほぼ無関係だが、サプリメントでちょっと言及される。
▼レーゼルドーン大陸
SW2.0時代の冒険の舞台となっていた大陸その2。
こちらもサプリで少々語られる。
【一般常識】
▼文明
よくある剣と魔法の中世ファンタジー的な世界に、滅んだ文明の遺産である人造人間やロボや銃が残されている。
大きな街は機械の街灯があったり機械式上下水道が整備されてたり、馬や飛竜と一緒にバイクや鉄道や飛空艇が世界を駆けている。
▼通貨
ガメル。貨幣神パワーのお陰で全世界で価値がほぼ一定の世界共通通貨。神話の時代から現代まで使われてるすごいやつ。銀貨。
1ガメル=現代日本の100円 くらいで考えられているっぽい?
▼倫理観
戦争によって文明は後退したが、戦前に発展していた文明の影響が色濃く残っているため、現代社会に割と近い。都会では人権意識も結構きちんとしている。とはいえ文明後退の影響はあるので社会的弱者や迫害の存在も割とある。
▼言語
現代では「交易共通語」が人族の世界標準語として使われている。冒険者なら普通は習得している。
他にも「地方語」があり、教育が充実していない田舎住民は交易共通語を知らず地方語で話す場合もある。……が、セッション進行が面倒な問題もあるため公式ですら田舎人でも交易共通語を話すケースがほとんど。
「エルフ語」「ドワーフ語」などの種族毎の言語もあるが、多くのセッションでは大抵のコミュニケーションは交易共通語で行われるのでほぼフレーバー要素。
蛮族にもいろいろ言語があるが、初期作成レベルでのセッションではゴブリン等の下級蛮族が用いる「汎用蛮族語」「妖魔語」あたりが出番が多い。
細かい内容はルールブックを参照。
▼神
当然のように神が実在する世界なので、無神論者は皆無に等しい。無信仰者はいる。
▼信仰
神が実在する世界なので、神への信仰は一般的。
どんな小さな村でも神を祀る祠はあるし、街に行けば神殿もあるのが普通。
人族の中では”始祖神”ライフォスが最も広範囲で信仰されている。「みんなで力を合わせて生きよう」的な教えなので、協調と救済が美徳とされるのは現代社会と価値観を共通させやすいポイント。
蛮族が信仰している神々を人族が信仰するのは普通は邪教徒として処される。教義が人族社会において犯罪やテロリズムである場合がほとんどだから仕方ないね。
稀に、純粋に戦に生きる軍人や武人が”戦神”ダルクレムの声を聞くケースも少数ながらあるとか。そういった者たちは自身がダルクレム信者であることを公言する者すらいるそうな。あくまで戦いに生きているだけで社会に仇なす者ではないため罰せされたりはしないが、本人を深く知らない一般人から忌避される事態は避けられないだろう。
こういう例外的な信仰はNPCでやるならまだしも、GMが最初からOKを出している卓でもない限りPCがやることではない。
▼神官
神殿に勤めている全員が神聖魔法を使える訳では無い。神聖魔法は神の声を聞いた選ばれし者だけが使える。故に、信仰する神の教義に反してばかりだとGMから技能を没収されても文句は言えない。
別に神殿勤めでなくとも、日常生活の中でお祈りをしていると目覚めることもある。
神聖魔法が使えなくても実務に長けているので神殿長を務めている人が居るのも別段不思議ではない。
重い病気や怪我の患者を治療する医者としての役割も持っている。
蛮族は戦神の信者が多いため、戦ってるうちに神官になることも多い。
なお、タビットとルーンフォークは神の声が聞こえないので神官になれない。
▼魂
輪廻転生するものという認識が常識。
▼”穢れ”
雑に言ってしまえば魂に付いた汚れとか傷といったニュアンスのもの。5点溜まったら人族もアンデッドになる。
前述の通り、魂は輪廻転生するものなので、その摂理に逆らって蘇生した魂は”穢れ”が蓄積してしまう。
このことからも、この世界では死者蘇生はあまり歓迎されない。
仮に死者に蘇生魔法を施しても、余程の無念や願いが無ければ死者の魂が蘇生を拒否して成仏することも珍しくない。
生まれながらにして”穢れ”を持ち、出産の際に母体を傷つけたり死なせてしまうことも多いナイトメアは忌み子扱いされやすい(リルドラケン親は卵生なのであまり偏見がない)。
【世界に住む者たち】
▼人族
PC種族。リルドラケン等の、どう見ても人ではない亜人種でも人族に分類されるのでヘイトスピーチに注意。勘違いしやすいが人造種族ルーンフォークはメカではなく生体なのでご飯も睡眠も必要。
ちなみに人族だったとしても山賊とか強盗が襲ってきたらぶちころがしても普通咎められないので遠慮しなくていい。
▼蛮族
基本的にエネミー種族。人族と敵対するものとして生み出された神話時代からの敵。
人族より強靭かつ残忍で弱肉強食思考。人族はおやつか労働力扱い。たまに同族の弱い奴(コボルド等)も遊び半分で殺して食ってる。死ぬことを恐れない奴も多い。
個体としては強いが協調性がなさすぎるお陰で人族は対抗できている。たまに強い頭目が統率のとれた軍団を作っててヤバい。力で支配する集団なのでトップが一番強く、トップを失ったら瓦解するケースがほとんど。
農業や工業といった生産活動が壊滅的にできないため、巨大なコミュニティでは人族を重要な労働力として大切に保護(支配)している場合もある。
基本的に見敵必殺して良い相手だが、稀に人族と協調する穏和な個体もいるのでGMの話を聞かないまま殺すのはやめよう。
▼アンデッド
ゾンビ、スケルトンとかゴーストとか不死を目指したやつの成れの果てとか。
輪廻転生が摂理の世界では蛮族以上に見敵必殺すべき敵。でもたまに話が通じるゴーストとかもいるのでやっぱりGMの話を聞かないまま殺すのはやめよう。
もう死んでたの
▼幻獣
強くて頭がいい獣。ドラゴンもこれ。天候操作する奴とかもいる。人族よりも先に生み出された生命。
▼妖精
魔力の源でもあるマナが集まって生まれた存在。自然の化身。
ティンカーベルみたいな小さくてかよわい奴もいれば、Lv17にも達する大妖精も存在する。うお……大妖精強すぎ……
▼魔法生物
ゴーレム等、魔法によって人為的に生み出された連中。
▼魔動機
メカ。
【世界・歴史関連】
▼始まりの剣
意思を持つ三本の魔剣であり、世界の創造主。
”調和”を司る第一の剣ルミエル、”解放”を司る第二の剣イグニス、”叡智”を司る第三の剣カルディアを指す。
ルミエル・カルディアが人族に深く関係し、イグニスが蛮族に深く関係している。
”ルミエル陣営”=人族の味方、”イグニス陣営”=人族の敵
と思えば良い。
現代ではカルディアは完全に失われ、ルミエルとイグニスもどこにあるかわからない。
”運命”を司る第四の剣・フォルトナという、存在が不確かなもう一振りが存在するという説もある。
▼神紀文明シュネルア時代
神話の時代。
世界と生物が創られ、
歴史に残っている最古の時代。
▼古代魔法文明デュランディル時代
神々が眠りにつき、人々の手によって興った最初の文明。
めちゃめちゃ強くてロクでもない魔法王をトップに、これまたロクでもない貴族によるロクでもない階級社会による王国が世界各地に築かれ、数千年栄えた。魔法王は世界の支配者一人という訳ではなく、人族・蛮族問わずにたくさん居た。国家間戦争もしていた。群雄割拠の時代。
結果的にロクでもない魔法王の連中が競って魔神を召喚しまくり、アルフレイム大陸北部に
▼魔動機文明アル・メナス時代
現代から最も近い時期まで栄えてた直近文明。
魔法を原動力にしたいろんなメカが発達し、大衆も魔法を使っていた。
インターネット的なものもあったらしい。
文明レベルは現実の現代社会と同等かそれ以上はあったと思われる。
地上から蛮族をほぼ掃討して人族の最盛期となった時代で、蛮族の脅威が去ったので人族同士の戦争も起きていた。
平和ボケしていたところを
▼
現代より300年前に発生した天変地異&地下に潜伏していた蛮族の大侵攻。
大陸が変形するレベルの大地震で地表はメチャクチャになり、そこに蛮族の大群が押し寄せてきて魔動機文明は崩壊した。ちなみにこの大地震は、大量破壊魔動兵器を蛮族が起動した故に起きたと言われている。
世界中で大戦争になったが、蛮族軍のトップ”蛮王”が何者かに討ち取られ、痛み分けの形で終戦。
【冒険者について】
▼社会的地位
危ない仕事を請け負う立場で人々の生活に深く根付いており、
ただし、冒険者になる為にバックボーンは特に必要ないため、権威主義者のいやなやつにはバカにされたりもする……かもしれない。
▼冒険者に求められる振る舞い
冒険者の不文律として、相互扶助するものとされている。
人の目を盗んで悪事を働いたり、他の冒険者の妨害や依頼の横取り等をした場合はギルドから罰せられたり追放されて無職になったりする。
一社会人である自覚を持った行動をしよう。
▼冒険者ギルド
・依頼の斡旋
・冒険者の身分保障
・困窮時の少額金融
・蘇生が必要な際の操霊術士の斡旋
・期日を過ぎても戻らない冒険者への救援
などを担当してくれる。
料理や酒を提供する食堂、および宿泊施設を併設しているスタイルが多い。所謂「冒険者の店」スタイルが一般的。
また、依頼の重要性によっては依頼者が金銭を持っていなくともギルドが報酬金を代わりに負担して依頼を出すこともある。基本的なスタンスは「弱者の味方」である。
れっきとした表社会の組合なので、当然ながらマトモなギルドは犯罪行為になるような依頼は受けないし斡旋もしない。
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