第49話
物理実験をしながら…
「宇宙弁護士ってしってる?地球外の宇宙の所有権とかを扱ってる弁護士なんだけど。」
「そんなのがあるの。」
「うん。月も火星もその土地は法律で管理されてるの。」
「すごいね。」
「うん。だけど、地球もそうだけど人の物って決まってるわけじゃないよね。だからなんか所有権っていうものがあるのがピンと来ないんだ。」
「確かに、星はだれのものでもないけど、物のひとつと考えれば所有されるものになるんだね。」
「今、火星に行ったらさ、火星を独り占めできるよね。誰かが所有してたとしてもその人は地球から、そこは俺のものだって叫ぶだけで何にもできないんだから。」
「できるんじゃない?」
「じゃあ、早くロケット作らないとね。」
「あんな広いところに一人って寂しいよ。」
「一緒に来る?」
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