第114話 キャロルの交渉

 アキラ達がエレナ達との合流場所に到着した。合流場所はミハゾノ街遺跡に無数に存在している廃ビルだ。廃ビルの出入り口でエレナとサラが見張りをしていた。


 廃ビルの内部には救出対象のハンター達の残りの者達がいた。シカラベの装甲兵員輸送車では一度に運びきれなかった分だ。シカラベが運び切れないと判断した理由は、車両の余剰空間よりも、見知らぬ武装した人間を何人まで同じ車両に乗り込ませるかという安全面での考慮が大きい。


 エレナ達がシカラベと別行動を取ってここに残っていた理由は、置き去りにされたくないハンター達が必死に頼み込んだからだ。エレナはいろいろ考慮して彼らの頼みを聞き入れた。エレナ達の人の良さ、彼らの心情、契約の内容、よろしくない事態が発生した場合にエレナ達だけで彼らを皆殺しにできるか、などからの判断だ。


 救援対象のハンター達がシカラベの装甲兵員輸送車を見て安堵あんどの息を吐く。シカラベが装甲兵員輸送車をめて後部の扉を開けると、ハンター達が急いで装甲兵員輸送車の中に乗り込んでいく。彼らが集めた旧世界の遺物も一緒に運ばれていた。


 車から降りたシカラベがエレナに尋ねる。


「死体袋が必要なやつは?」


「いないわ。重傷者は無しよ。死体もね」


「そうか。そんなに元気なら普通に立て籠もってろ。おかげでこっちは護衛無しで戻る羽目になったってのによ」


 少し不満げな様子のシカラベに、エレナが軽く笑って答える。


「その安全のために彼らは金を出している。その金が私達の報酬になっている。それだけの話よ」


「まあな」


 車から降りたアキラ達がエレナ達の所までやってくる。エレナとサラはアキラを笑って出迎えようとしたが、アキラの隣にいるキャロルの姿を見て困惑の表情を浮かべた。キャロルが男性の視線を非常に意識したデザインの強化服を着ていたからだ。


 アキラが別のハンターを連れてくることはエレナもサラも知っていたが、異性を誘っているといっても過言ではない格好のキャロルは、エレナ達の予想をいろいろと超えていた。


 アキラがエレナ達に会釈する。


「エレナさん。サラさん。今日はよろしくお願いします……で、良いんでしょうか? 俺はエレナさん達に合流したいと思っていますが、俺が勝手にもう1人連れてきたことが何か問題になるのでしたら、俺達は別行動でも構いません。合流した場合でも、キャロルが何かした場合の責任は俺が取ります」


 エレナが戸惑いながら答える。


「えっと、ちょっと待って。落ち着かせて。……良し」


 エレナは様々な感情が湧き出ていることを自覚しながらも、チームのリーダーとして冷静に判断しなければならないと自分に強く言い聞かせて無理矢理やり落ち着いた。


 エレナがキャロルを見て、先入観を捨てて、最低でも取りあえず脇に置いて、キャロルに話しかける。


「私はエレナ。そっちはサラ。私の相棒よ」


 サラが戸惑いの抜けきっていないどこかぎこちない笑顔で話す。


「サラよ。よろしく」


 キャロルも笑顔で挨拶を済ませる。


「キャロルよ。初めまして」


 エレナが愛想良く微笑ほほえんでいるキャロルに話を続ける。


「今はシカラベを含めて3人でチームを組んでいるわ。リーダーは私。報酬等の交渉も私としてちょうだい」


「分かったわ。でもその話はアキラの方にお願いね。今の私の雇い主はアキラだから。指示もアキラの指示を優先させてもらうわ」


「私達に合流する以上、指示系統は統一させておきたいのだけど?」


「まだ正式に指揮系統の合流まではしていないわ。アキラとエレナは報酬等の合意すら済んでいない。それに私が合意済みの契約を優先させるのは当然でしょう?」


「それもそうね」


 エレナとキャロルは互いに微笑ほほえんでいる。アキラは何故なぜか居心地の悪さを感じ始めていた。しかしアキラにはその理由が分からない。


 エレナがアキラへ微笑ほほえみながら1歩近付いた。


「それじゃあアキラ。いろいろ交渉しましょうか」


「わ、分かりました。お願いします」


 ちょっと近くないだろうか。アキラはエレナからの謎の威圧感を覚えながらそんなことを考えた。


 シカラベが話に割り込む。


「交渉が長引きそうなら、いや、まずは戻らないか? どちらにしろ連中を輸送する必要があるんだ。合流でも別行動でも、その判断のためにいろいろ説明することはある。それを移動中に済ませれば良い。契約の手続きもハンターオフィスの出張所に近い場所の方がやりやすいだろう」


 エレナが再び意図的に気を静めて答える。


「……そうね。分かったわ。アキラもそれで良い?」


「分かりました」


 アキラがキャロルと一緒に車に戻る。エレナとサラがそのアキラ達を微妙な表情で見ていた。


 一行が遺跡の中を再び移動している。アキラが車を運転しながらアルファに尋ねる。


『アルファ。さっきのはなんだったと思う?』


 アルファが普通の表情で答える。


『気にしなくて良いと思うわ。エレナにだって機嫌の悪い時ぐらいあるだろうし、相性の悪い人だっているでしょう』


『うーん。そういうこともあるか』


『エレナ達もキャロルも仕事と私情は分けるはずよ。契約時の取り決めを少し重視しただけの話だと思うし、め事になったりはしないと思うわ。アキラはエレナ達を信頼しているから、仕事の内容や報酬の分配方法とか全く気にしていないのでしょう。でもキャロルにとっては初対面の相手よ。その辺をしっかり確認するために、そして都合の悪い条件を飲まされないように、畏縮せず軽く強気に出るのは不思議なことではないわ』


 アキラはアルファの説明を聞いて納得する。


『そうだな。そういうこともあるか』


 ある女性には恋愛感情とまでは呼べないがそれなりに好感を持ち、好感を持たれていると考えている少年がいる。その少年が自分との待ち合わせに別の女性を、しかもかなりの美人で蠱惑こわく的と言って良い格好の女性を連れてきた。待ち合わせた女性の胸中に湧き起こる様々な感情を察するほどアキラの対人能力は高くなかった。


 原因はいろいろだ。アキラがそのようなことを学べる環境にいなかったことも原因だ。アキラがいろいろとひねくれていることも原因だ。そして、アルファがそれらの機微を理解した上で、別の理由でアキラを納得させたことも原因だ。勿論もちろんアルファは意図的に言葉を選んで答えた。その方がアルファにとって都合が良いからだ。


 言い包められたアキラを見て、アルファは微笑ほほえんでいた。




 アキラ達がミハゾノ街遺跡の中をハンターオフィスの出張所に向かって進んでいる。移動中に情報端末の短距離通信を介して、今回の依頼の説明や現在の状況の把握などをしていた。


 エレナ達が引き受けた依頼は緊急依頼の亜種だ。主な仕事内容は自力での帰還が困難になったハンターの救出だ。依頼元はそのハンター達ではなく、彼らと契約した各種保険会社だ。


 ハンター向けの保険は多種多様だ。重傷を負った場合の治療費の補填なども多い。しかし治療を受けるためには生きて帰る必要がある。遺跡からの生還という最優先の条件を満たすために、遺跡の奥で身動きができない状況に陥った場合に備える保険もいろいろと存在している。連絡を受けた場合、若しくは一定期間音信不通になった場合などに、保険会社が救出部隊を派遣して、契約したハンターを救出するのである。


 保険会社が自前の部隊を保持している場合もあるが、大抵は保険会社と契約している民間軍事会社の部隊や、別のハンターが救援に向かうのだ。エレナ達も仲介を通して依頼を受けたのだ。


 旧世界の遺跡に向かう前にそのような保険を掛けておけば、ハンターがモンスターに襲われたりして遺跡から自力で帰還できなくなったとしても、遺跡の内部で立て籠もって救援を待てば生還できる確率はかなり向上する。最悪の場合でも死体の回収ぐらいはしてもらえるのだ。


 アキラが情報端末を介して素朴な疑問をエレナに尋ねる。


「そうすると、今回の依頼は保険会社からドランカムが受けた依頼の下請けのようなものですか?」


 エレナがそれを否定する。


「違うわ。完全に別口の依頼よ。ドランカムも似たようなことを、昨日の緊急依頼の件も含めていろいろしているらしいけど、私達とは無関係よ」


 アキラが不思議そうに尋ねる。


「そうなんですか? でもそうすると、シカラベが一緒にいるのは変なんじゃ……」


 シカラベが不機嫌な声で話す。


「ドランカムも部隊を派遣していることは事実だ。俺にその部隊に加わるように要請があったのも確かだ。俺はそれを断って、ドランカム経由の依頼とは無関係な立場でエレナ達に加わっている」


「何で断ったんだ?」


 シカラベが怒気を発しながら答える。


「ドランカムの陣頭指揮がカツヤなんだ。たとえ形式上のものであっても、あいつの指揮下で戦うなんて俺は御免だ」


「……そ、そうか」


 シカラベの怒気にアキラは少し引き気味だ。しばらくシカラベの愚痴が続いた後、キャロルが割り込んでシカラベを止める。


「シカラベ、その辺にしておいて。愚痴る相手が欲しいのなら、仕事が終わった後にでも私が付き合うわ。料金次第でいろいろ相手もするわよ?」


「要らん。折角せっかく稼いだ報酬を搾り取られてたまるか」


「良いじゃない。貴方あなたの愚痴に付き合うんだから、私の酒代ぐらい出しなさいよ」


「絶対それで済まないから断ってるんだ。エレナ、続けてくれ」


 シカラベが実感の伴った声でキャロルの誘いを断り、エレナに依頼内容の説明の続きを促した。


 仲介元が提示する救出対象リストの中から、リーダーであるエレナが内容を吟味して依頼を選択する。救出対象の場所と人数、そして報酬額などから、総合的に判断して依頼を選ぶ。そして指定の場所に向かい、救出対象を生死問わず回収して、ハンターオフィスの出張所まで送り届けるのだ。


 報酬は経費を抜いてシカラベが5割、エレナとサラが合わせて5割で分配することになっている。シカラベの取り分が多いのは、シカラベが装甲兵員輸送車を用意したおかげで、救出人数の多い高額の依頼を達成できるからだ。装甲兵員輸送車で輸送するのは負傷して満足に動けないハンターを生きた状態で運ぶのにも都合が良い。エレナ達もそこに異存はなかった。


 アキラ達を加えた後の報酬の分配方法は、シカラベ、エレナとサラ、アキラとキャロルで3分割することになった。基本的にはシカラベ、エレナ、アキラで報酬を分配する。報酬もその3人が受け取る。サラとキャロルへの報酬は各々で調整することになった。


 キャロルとエレナが報酬の分配方法や細かい条件で互いに引かずに交渉している。アキラは報酬の分配方法など余り興味がなく、エレナの案をそのまま受け入れるつもりだった。しかしキャロルがアキラ側に付いてエレナと交渉を始めたために、綿密な交渉が繰り広げられることになった。


 アキラにとって意外だったのは、キャロルどころかエレナまで、アキラがエレナの提案をそのまま受け入れることに否定的だったことだ。紆余曲折うよきょくせつを経てやっと全ての交渉がまとまった時、アキラ達は既にハンターオフィスの出張所の近くまでたどり着いていた。


 装甲兵員輸送車からハンター達を降ろしてハンターオフィスの出張所に引き渡した後、アキラ達は車を邪魔にならない場所まで移動させた。全員が車から降りて集まったところでシカラベが休憩を提案する。


「1時間ほど休憩にしよう。俺はその間に車両の点検と弾薬等の補給を済ませておく。装甲もそれなりに剥がされたからな」


 エレナが答える。


「分かったわ。1時間後にこの場所で落ち合いましょう。私もその間に次の依頼を決めておくわ」


 エレナとサラも少し休憩を取りたいところだった。小休止にはちょうど良い。車に戻ろうとするシカラベにキャロルが付いていく。


「シカラベ。手伝うわ」


「……要らん。帰れ」


 シカラベは素っ気なく答えたが、キャロルは笑って強引に付いていく。


「良いじゃない。アキラ。1時間後にまたね」


 キャロルはアキラに軽く手を振った後、シカラベの肩に手を置いて、シカラベを強引に車に押し込みながら一緒に車に乗り込んだ。


 アキラが去っていく装甲兵員輸送車を何となく目で追っていると、背後に気配を感じた。エレナとサラだ。


 アキラが振り向くと、エレナが微笑ほほえんでいた。サラは少し苦笑していた。


 エレナがアキラに笑って告げる。


「それじゃあ、私達も行きましょうか」


 エレナの笑顔はとても柔らかいものだ。エレナ本人の美貌も合わさり、その笑顔はとても美しい。しかしアキラはエレナの笑顔から何らかの圧力を感じ取った。


 アキラが戸惑いながら視線をサラの方に移す。サラは少しだけ楽しげに、少しだけ意地の悪い笑顔で話す。


「取りあえず、落ち着いて話せる場所まで移動しましょう。良いかしら?」


「は、はい。分かりました」


 アキラは取りあえずうなずいた。断る理由などないのだが、あったとしても断るのは困難だっただろう。




 ミハゾノ街遺跡の出入り口近くの荒野にはこのような状況でも多くの商売人が集まっていた。正確にはこのような状況だからこそ、普段よりも多くの商売人が集結しているのだ。稼ぎ時だからだ。


 シカラベはそこの補給屋で装甲兵員輸送車の弾薬や装甲タイルなどの補給をしていた。キャロルもシカラベの作業を手伝っていた。


 補給屋とはハンター相手に弾薬等の消耗品を売る専門店のことだ。遺跡などで大規模な戦闘が行われると弾薬等が必ず消費される。売れるかどうか分からない銃を遺跡まで輸送する労力を捨てて、初めから商品を弾薬等の消耗品に絞っているのである。


 シカラベが装甲兵員輸送車に装甲タイルや弾薬を補充している。購入した装甲タイルや弾薬を車の側面の補給口に投入すれば、後は車の自動装填そうてん装置が勝手に作業をしてくれる。面倒な手作業を省く便利な装置だ。なお、アキラの車両には搭載されていない。


 シカラベと一緒にいるキャロルはそれなりに目立っていた。キャロルのような美貌と肉感的な身体の持ち主が、所謂いわゆる旧世界風のデザインの強化服を着用しているのだ。男性の視線を集めるのはある意味で当然だった。


 なお、もっと東の地域ならば事情は変わってくる。今のキャロルの姿を気に止める者はごく少数になる。旧世界の感覚に慣れてしまうからだ。キャロルの格好を多少過激だと表現する者も多いが、それは東部のちょうど中程にあるクガマヤマ都市辺りの感覚だ。最前線付近では人目を引く理由にはならない。アキラがアルファの格好に慣れてしまったように、いろいろと慣れてしまうのだ。


 数名のハンターがキャロルに声を掛けていたが、キャロルは忙しさを理由にして彼らを軽く和やかにあしらっていた。彼らはキャロルの連絡先を手に入れて機嫌良く帰っていった。彼らは今のところは幸運だ。美人で魅力的な女性のハンターと出会えたのだから。その後も幸運かどうかは不明だ。この出会いは彼らがキャロルにのめり込んで身を持ち崩し、いろいろと転落する切っ掛けになりかねないのだから。


 シカラベは諦めが多分に混ざったしかめっ面をしている。シカラベの表情を形作る要素は、不機嫌ではなく自制が大半だ。シカラベはキャロルのことをよく知っているのだ。


 シカラベが装甲兵員輸送車の中に入り、制御装置を操作して自動点検を開始させる。軽くかがんで表示を確認していると、キャロルがシカラベを警戒させないようにゆっくり近づいて背後から抱き付いた。キャロルの両腕がシカラベの首に絡んでいる。


 シカラベが手を止めてキャロルに言う。


「何の真似まねだ?」


 キャロルがシカラベの耳元で甘くささやく。


「補給も済んだし、ちょっと話さない?」


「まだ点検が終わっていない。邪魔するな」


「良いじゃない。後は自動点検が済むまで待つだけでしょう? 終わったようなものよ」


 車両の中は負傷者の血臭と死臭が漂っている。換気はしているが、しっかり清掃しないと完全に除去することはできない。消臭剤にも限度はあるのだ。


 それでも肌を合わせる程度まで近付けば、キャロルのまとっている香りがシカラベの鼻腔びこうまで届く。理性を削る魅惑の香りだ。


 シカラベが不機嫌そうに話す。


「……話って何だ。言っておくが、前のように俺がいろいろ話すと思っているなら大間違いだ」


 キャロルが妖艶に笑いながらなまめかしい口調で答える。


「あら、あの時もちゃんと対価を支払ったじゃない。無理矢理やり聞き出したような言い方はひどいわ。貴方あなただって、私をたっぷり楽しんだでしょう?」


 キャロルの手がシカラベの胸と頬をう。


「それに別にドランカムの内部情報を聞き出そうなんて思っていないわ。ドランカムが最近大変なことは私も知っているけれど、その話とは無関係よ。安心した?」


 シカラベのキャロルに対する警戒が下がる。キャロルがその変化を見逃さずに薄く笑う。


「じゃあ何の話だ?」


「アキラの話をちょっと聞きたいのよ。知り合いなんでしょう?」


「確かに知り合いだが、別に親しいわけでもない。2回ほど一緒に仕事をしただけだ。残念だったな」


「それは仕事で偶然一緒になっただけなの? それとも貴方あなたの方からアキラを仕事に誘ったの? 後者なら、貴方あなたのことだからアキラについていろいろ調べたんじゃない?」


 シカラベが沈黙する。それは余計な情報を渡さないためのものだったが、あっさり見抜かれた。キャロルが妖艶に悩ましく笑う。


「後者ね。それなら話せることはたくさんあるでしょう? 大丈夫。ちゃんと支払うものは支払うわ。金でも良いけど、手早く済ませるなら合流時間には十分間に合うわよ?」


 キャロルがシカラベの正面に回り込んだ。キャロルの全身がシカラベの前に現れる。


 シカラベは視線を自動点検の結果を表示している表示装置に移す。点検結果は全て問題なしと表示されている。それでシカラベの中から問題箇所を解決するという言い訳が消えてしまった。


 シカラベが視線をキャロルに戻す。キャロルは魅惑的に、蠱惑こわく的に微笑ほほえんでいる。それは経験者にはあらがい難い誘いだった。


 キャロルが車の制御装置を操作する。車の扉がゆっくりと自動的に閉まり始め、そして完全に閉じられた。

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