第30話 救援に来た子供

 アキラが緊急依頼の目的地である最寄りの戦場を目指してバイクで駆けている。バイクの運転などしたことがなく、運転技術は素人未満なのだが、高速での走行に適さない荒野でかなりの速度を出していた。


 厳密にはアルファがアキラの強化服を操作して運転している。その運転技術は非常に高く、先ほど受け取ったばかりのバイクを既に完全に操っていた。


 アルファはそのバイクに併走して空中を飛んでいた。正確にはアキラの拡張視界にそう見えるように描画されていた。風でなびく髪の一本一本の動きまで正確に計算されており、アキラには実際に飛んでいるようにしか見えない。


『このバイクは折り畳み式の小型だけれど、荒野仕様で性能も結構高いわ。情報端末と連携可能な制御装置も搭載していたおかげで、制御を乗っ取るのも楽だったわ。アキラ。良い物をもらったわね。まあ、欲を言えば、荒野用なら機銃ぐらいは搭載してほしいところだったけれど』


 アキラが意外そうな顔を浮かべる。


『バイクに機銃を付けるのか? 制御装置は分かる。車とか戦車とかの操縦を簡単にするやつだよな?』


『そうよ。運転の補助だけではなく、車載装備と連動して照準や装填の制御を行ったりもするわ。制御装置はバイクでも重要よ。居眠りしても転倒しないように、自動運転に切り替えてそのまま進んだり安全に停止したり、不安定な足場でバランスを自動で取ったりと、いろいろ便利よ。積まれている制御装置の性能にもよるけれどね』


『いや、そうじゃなくて、幾ら何でもバイクに機銃を付けるのは無理があるだろう。銃撃の反動とかどうするんだよ』


『移動時の反動制御も、高性能な制御装置なら問題ないわ。旧世界では普通のことだし、現在でも同様の機能を使用しているハンターは多いはずよ。車や戦車を使えば良いと言われればそれまでだけれど、そこは使用用途や趣味の話ね』


 アキラはバイクに当たり前のように機銃が搭載されている光景を想像して、また少し旧世界に対する偏見を強めた。


『旧世界ではそれが普通なのか……。聞けば聞くほど恐ろしい世界だな』


『そんな場所の跡地に好き好んでいく訳だから、ハンターも大概よね』


『全くだ』


 微笑ほほえんで皮肉のようなことを口にしたアルファに、アキラは苦笑を返した。


 大きな揺れで舌をまないように、引き続き念話で雑談を続けながら先を急ぐ。通常の会話が困難な状況でも、問題なく意思疎通できるのは念話の大きな利点だ。


 その利点を存分に活用せざるを得ない戦場までの距離はあと僅かだった。




 アルファはアキラとの雑談とバイクの運転を問題なく両立させながら、アキラの不明確な行動原理について思案していた。


 アキラは無関係なエレナ達を助けて、その礼を言われてへこんでいた。一度は無視した緊急依頼を、それにエレナ達が関わっているかもしれないと判断すると、エレナ達の援護を理由にして自身も緊急依頼を引き受けた。そして恐らくエレナ達はいないであろう場所に向かっている。


 この奇妙な、あるいは一見論理的に破綻している行動を満たす行動原理に、現状で最も適している表現を無理矢理やり当てめれば、アルファには気紛きまぐれとしか表現できない。しかしコインやサイコロで決めたような気紛きまぐれではないと理解している。


 適した行動原理を把握するまで、アルファはアキラを観察し続けている。理解しようと考え続けている。その行動を推察し、誘導し、制御するために。その思考を、行動を、都合良く操作するために。




 一帯から漂う気配が変わり始める。断続的に銃声と爆発音が響き、煙が立ち上り、血臭と、肉や金属類が焼け焦げた匂いが漂い始める。戦場の気配だ。


 アキラがその気配の方を注視すると、アルファのサポートにより視界が拡張される。視界の一部が拡大されて補足情報が加わる。そこには交戦を続けるハンター達と、彼らを襲っているモンスター達の姿があった。


 アキラが顔を引き締めて意識を戦闘に切り替える。


『あそこか。近いな』


『アキラ。これが強化服を使用しての本格的な戦闘になるわ。私も強化服を介してアキラを本格的にサポートするわ。これからは、私がアキラの強化服を常に操作している状態になると思っていてね』


『つまり、強化服が勝手に動くんだな?』


『そういうことよ。いろいろ戸惑うかもしれないけれど、何があっても平静を保って。あの近接戦闘の訓練を思い出して。基本的にはあれと同じよ』


 アルファがアキラの強化服を操作して、適切な動きを体にたたき込んでいた近接戦闘訓練。アキラはあの時、強化服の動きに合わせて体を動かし続けている内に、自分で強化服を動かしているのか、アルファに強化服で体を動かされているのか、その区別が曖昧になったような感覚を覚えていた。体が意思を先読みして、意思より先に動作を終えていたような奇妙な感覚だ。


『あれか。分かった』


『モンスターの群れと効率的に戦うために、私は強化服をかなり強引に操作するわ。はっきり言って体に大きな負担が掛かるわ。引き返す気がないのなら、歯を食い縛って耐えなさい。覚悟は良い?』


 アキラが真剣な表情で答える。


『大丈夫だ。覚悟は俺の担当だからな』


 アルファが意気を高めるように笑う。


『よし。行くわよ』


 アキラが左手でハンドルをつかみながら、右手だけでAAH突撃銃を構える。掌握済みの制御装置を介して、アルファがバイクを限界まで加速させる。そのまま全速力で荒野を駆けていき、戦場との距離を詰めていく。


 遠目に見えていたモンスターに銃口を向ける。それはろくに狙いも付けていない動作だったが、アルファの強化服を介した照準補正により、バイクに乗りながらとは思えないほど精密に照準が付けられていた。


 引き金を引く。銃口から無数の弾丸が連続して撃ち出され、同数の発砲音が辺りに響き渡った。弾丸は視界の先にいるモンスターに無駄なく命中し続けた。モンスターが次々と荒野に崩れ落ちていく。


 連射の反動がアキラを襲う。バイクから振り落とされそうになるのを、強化服の身体能力で体をバイクに固定してあらがう。その所為せいでバイクに伝わった反動は、アルファがバイクの両輪の回転数を制御して抑えきった。そのままバイクで駆けながら銃撃を続ける。そして倒したモンスターの横を勢い良く駆け抜けた。


すごいな!』


 アキラが体感した全てに対して感嘆の声を出した。バイクの運転技術も、銃撃の精度も、アキラには神業にしか思えなかった。


 アルファが自慢げに笑う。


『私のサポートのすごさを改めて実感できたようね。アキラ。私の動きにしっかり付いてきなさい』


『ああ!』


 アキラ達はそのまま戦場に突入した。




 2台のトラックが荒野で立ち往生している。その周囲には生物系モンスターの死体や機械系モンスターの残骸などがトラックを包囲するように散乱していた。ハンター達が必死に抵抗したあかしだ。その抵抗は今も続いている。


 クズスハラ街遺跡から出現したモンスターの大群は、基本的にそのまま一直線にクガマヤマ都市を目指している。その群れの主力は都市の防衛隊が迎え撃つ。この場所はその主戦場から離れているので敵の量も少ない。念のために別のトラックと合流して戦力も増強した。ハンター達はそう考えて十分な戦力を整えたと判断していた。


 しかし彼らは運が悪かった。遭遇したモンスターの群れに、高い火力を持つ機械系モンスターが多数混ざっていたのだ


 その機械系モンスター達は、横向きの大砲の下部に多脚で多関節の脚を無理矢理やり接着させたような、誰かが冗談で設計したとしか思えない形状をしていた。そして無数の脚で大砲の反動を器用に制御して、口径に見合った威力の砲弾をトラックへ撃ち出した。


 砲撃の照準はそこまで正確ではなかった。しかし運悪くその数発がトラックに命中した。更に運悪く駆動系や制御装置を破壊されてしまった。移動手段を奪われたハンター達はその場にとどまって必死の抵抗を続けざるを得なくなった。


 必死の応戦の甲斐かいあって、その機械系モンスター達は何とか退けた。しかし破壊できたのか、撤退させたのか、弾薬補充のために一旦退いただけなのかは、ハンター達には分からなかった。


 そして現在、ハンター達は群れの残りに必死の応戦を続けていた。トラックを捨てて徒歩で都市に向かうことは出来ない。トラックは遠距離攻撃が可能なモンスターからの攻撃を防ぐ遮蔽物になる。救援が来た場合の目印にもなる。そして重傷者はもうその場から動けないからだ。


 強靱きょうじんな生命力に物を言わせて無理矢理やり襲いかかってくる個体は火力を集中して撃破済みだ。現在は群れの残りと交戦中。こちらのすきうかがうようにトラックの周辺をゆっくり徘徊はいかいする個体や、モンスターのむくろの陰に隠れている個体などを相手に、警戒を続けながら散発的な戦闘を続けている。それはハンター達の余裕をじわじわと削り取っていた。


 トラックに身を隠しながら周辺を警戒しているハンターが、仲間に隠しきれない疲労の色を見せていた。


「お前、何体ぐらい倒した?」


 仲間も顔に疲労をにじませている。


「一々数えてない。それでも結構倒したはずだ。くそっ。この戦歴、ちゃんと清算されるんだろうな?」


「トラックの情報収集機器とかが壊れていなければな。ぶっ壊れていれば適当に頭割りだろう。それも俺達が生きて帰れたらの話だ。救援とかどうなってるんだよ」


「知るか。オフィスの職員は機械野郎の砲撃で吹っ飛んだだろうが。あいつが死ぬ前にちゃんと仕事をしていたことを願うしかないな」


 ハンター達は恐怖をごまかすように愚痴をこぼしていた。その愚痴は彼らにまだ余裕がある証拠だ。だがそれもいつまで持つかは分からない。周辺にはモンスターの群れがまだまだ残っている。敵の増援の恐れもある。自分達は足止めされており、打って出る余裕などなく、じり貧の状態だと誰もが分かっていた。


 その最中、周囲を警戒していたハンター達が自分達以外の場所から響く銃声に気付いた。銃火器付きの機械系モンスターの増援を警戒してその方向を慎重に確認する。するとそこにはバイクにまたがりながらモンスターを銃撃するアキラの姿があった。




 目的地に辿たどり着いたアキラがバイクをめて周囲を見渡す。トラックを中心にした広範囲に生物系モンスターの肉片や機械系モンスターの残骸が大量に散らばっている。まだ生きているモンスターの姿も多数見える。


 その撃破済みのモンスターの量に、アキラが思わず顔をしかめる。


『多いな。これだけ倒したのにまだ残ってるのか』


 一方アルファは余裕の表情を浮かべている。


『これでも群れの一部なのでしょうね。トラックのそばにもモンスターの死体が転がっているわ。そこまで接戦を繰り広げた後の小休止状態ってところかしら』


『これで小休止か。ここに来る途中にもモンスターと結構遭遇したし、派手に戦っていた時はどれだけひどかったんだか』


『遠距離攻撃を持つ厄介なモンスターは既にここのハンター達が片付けておいてくれたようね。このまま距離を取って残りを片付けていきましょう』


『了解だ』


 アキラがバイクにまたがったままAAH突撃銃を構える。アルファが強化服を操作して、アキラにバイクの体勢や重量を考慮した最適な体勢を取らせる。


 ハンター達の位置からでは、撃破済みの大型モンスターの死体や残骸などが遮蔽物となって、残りの敵を攻撃するのは困難だ。だがアキラの位置からは問題なく狙撃できる。バイクに乗ったまま、モンスター達に狙いを定めて引き金を引く。


 弾丸がアルファのサポートによる極めて高度な精密射撃で次々に撃ち出された。無数の弾丸が固いうろこの隙間、もろい眉間、関節部、強靱きょうじんな装甲の結合部など、モンスターの弱点部位に次々に着弾する。痛覚を持つ生物系モンスターが激痛による咆哮ほうこうを上げる。部品の一部を破壊された機械系モンスターが異常動作による異音を立てる。行動不能に陥ったモンスター達が崩れ落ちていく。


 群れの一部が攻撃目標をハンター達からアキラに変え始めた。アキラの方がハンター達より脅威だと判断されたのだ。


 アキラは自分の方に向かってくるモンスター達を、距離の余裕を保ちながら銃撃し続けている。


『少しこっちに来るけど、こっちはバイクで距離を取って攻撃できる。あの程度なら物量に押し負けたりはしない。カツラギ達の時に比べれば随分楽だな』


『あの時の群れにはもっと東側に生息しているモンスターも混ざっていたからね。ある程度近付かれたら移動するわ。折角せっかくバイクに乗っているのだから、その利点を有効活用するわよ』


『了解』


 アキラはバイクで敵との距離を保ち続けながら一方的に銃撃し続けた。




 ハンター達がアキラの交戦の様子を見て騒いでいる。


「救援か!? 何人だ!? 車はあるか!?」


「1人だけ!? 他には!? 先行部隊の1人か!?」


「子供が1人だけ!? 何の冗談だ!?」


 騒ぐ仲間を横目に一人のハンターが銃を構える。そしてアキラを追いかけようと遮蔽物から飛び出したモンスターを狙撃した。頭部を吹き飛ばされたモンスターが肉片をまき散らして即死した。


「騒いでないでお前らもとっとと撃て! 今なら当たるだろうが!」


「いや、あのガキは救援なのか!?」


「ガキも救援もクソもあるか! 関係ない! 残りの敵を殺しきって、俺達が死なずに済むのなら知ったことか!」


 その叫ぶような叱咤しったを聞いて、他の者達も慌てて銃撃を開始した。


 ハンター達がアキラを援護する。するとアキラの位置取りの効果もあって、アキラかハンター達のどちらかが必ずモンスター達を攻撃できるようになった。


 バイクで移動するアキラを追って遮蔽物から飛び出した個体をハンター達が銃撃する。ハンター達を襲おうとする個体をアキラが背後から銃撃する。変則的な挟み撃ちのような状況に陥ったモンスター達が次々に倒されていく。


 元々ハンター達の火力が高いこともあり、周辺のモンスターは程なく全滅した。




 アキラがトラックのもとに向かうと、ハンター達の一人がアキラを出迎えた。


 男はアキラを間近で見て、自分達を助けた者が子供だったことに少し驚いた様子を見せたが、軽んじる様子はなかった。ハンター稼業に年齢は関係ない。少なくとも外見の年齢を気にする者は素人だと考えていた。


 相手を油断させるために子供を装う者はそれなりにいる。若手程度の外見の義体を好んで使う者もいれば、旧世界製の薬を使って若手のような外見を保つ熟練者もいる。そしてそのようなハンターは大抵実力者だ。男はアキラのバイクの運転技術や射撃の正確さなどから、アキラもその類いの者だと判断していた。


「おかげで助かった。救援のハンター……で良いんだよな?」


「ああ。緊急依頼を受けてきた」


「そうか。すまないが、回復薬の類いがあれば売ってくれ。重傷者がいる」


 トラックの荷台には数名の負傷者が横になっていた。大量の血が荷台の床に流れており出血のひどさを伝えている。荷台の隅には中身の入った死体袋が既に5名分寝かされていた。


 アキラはリュックサックを降ろして、中から回復薬の箱を取り出して男に渡した。クズスハラ街遺跡で手に入れて、売らずに残しておいた物だ。


 男は渡された回復薬を見ると、表情を僅かに険しくさせた。これがかなり高価な品だと知っていたからだ。


 戦場で回復薬を売り買いすると大抵普段より高値が付く。誰かに売ってしまえば、自分のために使えなくなるからだ。過酷な状況では自分の命の切り売りに等しい。相手を納得させる金額を支払えない恐れが男の表情を曇らせていた。


「……随分良い物を持ってるな。あー、悪いんだが……」


 分の悪い値引き交渉を始めようとする男をアキラが遮る。


「価格交渉は後にしてくれ。最悪ただでも良い。折角せっかく助けに来たのに、助かるやつが助からないのは良い気がしないからな」


「すまん。助かる」


 男はアキラに礼を言った後、すぐに仲間の治療を始めた。幾つかを口から飲ませ、幾つかはカプセルの封を解いて直接負傷箇所に投与する。回復薬を傷口に直接投与されたハンターが更なる激痛に苦悶くもんの声を上げる。


「我慢しろ。これで死なずに済む」


 効能を知っている男は気にせずに治療を続けた。


 別の男がアキラに詰め寄って尋ねる。


「なあ、救援に来たのはお前だけなのか? 他にはいないのか?」


 アキラは少し返答を躊躇ちゅうちょしたが、黙っていてもうそいても仕方が無いと考えて、落ち着いて答える。


「俺は近場で緊急依頼を受けただけだ。他のハンターが派遣されているかどうかまでは分からない」


「……そうか」


 アキラの予想より相手の落胆は軽いものだった。アキラはそのことに少し驚き、同時に少し感心した。


『救援がこんなガキだけだったっていうのに、全然動揺してないな。すごいな』


 アルファが同意するように微笑ほほえむ。


『ちょっと死にかけた程度で動揺するような柔な精神力ではないのでしょう。一山幾らのハンターとは違うってことね。アキラも見習わないと駄目よ?』


『そうだな』


 アキラが男に尋ねる。


「ハンターオフィスの職員に救援状況を聞いたりは出来ないのか?」


「そいつは死んだよ。大砲付きのモンスターの砲撃を食らってな。お前が来たってことは、緊急依頼の要請自体はやってから死んだ訳か。要請した本人が死んじまったのは残念な話だが」


「ここから自力で移動できない理由は?」


「その大砲付きのモンスターの攻撃でトラックが壊れたからだ。モンスターに襲われながらトラックの修理なんか出来る訳がないし、そもそも修理を出来るやつもいない。救援に来たやつの車に乗って帰るか、トラックを牽引けんいんしてもらうつもりだったが……」


 苦笑する男にアキラも苦笑を返した。


「悪いな。バイクに乗って早めにここに来ただけでも、当初の予定よりは随分早いんだ。下手をすると、走ってここに来ていたかもしれないんだ。少しはましになったと思って我慢してくれ」


「そりゃよかった。俺達の運もまだまだ残っていた訳か」


 男はアキラの話を冗談だと思って笑っていた。アキラもそれに気付いたが、別に指摘はしなかった。自分が相手の立場でも、恐らく冗談だと思うからだ。

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