第3話
だら~んとボクの四肢は。
躰を先生に抱えられて酷く無防備になってる。
ふわぁ~。
先生の甘い香りがボクの鼻腔を、くすぐった
「なんでかなぁ?」
不意に先生は、言った。
遠くを見る眼で、ボクのこと見ているのかいないのか、分からない。
「どうしたらいいのか、さっぱりだわ」
おや?
そこでボクは気づいたんだ。
先生の想い。気持ちのこと。
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