薬が効かない病気

夜空のかけら

薬が効かない!

病院などで発生する“多剤耐性菌”のお話ではありません。


自律神経失調症の1つの症状です。


この面倒くさい症状を持つ私の場合だと、効きにくいのが正しく、


どんな薬でも効かない…という訳ではありません。


ただし、本来の作用よりも副作用の方が出やすいとか、


意味が分かりません。


主治医曰く、気にしすぎるのはダメで、自律神経失調症だから…と思うのが悪化の原因。



つまり、薬が効かないと思えば、本当に薬は効かないし、


副作用は薬の本来の効果ではないので、効いてしまう…らしい。



継続して薬を飲む必要がある私には、困った話で、実際に薬に慣れるまで倍以上の時間が必要でした。


継続して飲んでいる薬は、ほとんどが気分調整薬。


双極性障害の私にとって、精神を安定させるには必要不可欠な薬なんです。


気分調整薬と書いたけれど、厳密には抗躁薬。


躁うつのうちの、精神的にテンション上がってしまうのを抑える薬。


テンション上がるということは、いつかは落ちるということ。


抑えれば、その安定した状態が保てる。



で、薬の効果が…との話しになる。


いわば、どうどう巡りに近いのだが、抗精神病薬(抗躁薬含む)は、効く。


花粉症は微妙。


金属アレルギーは、微妙

(接触性と食物からの2つ)


風邪薬は、完全に効かず。


目薬は、よく効く。


湿布は微妙。


などなど。


個々の病気の効果は、飲んでみないと分からない。



こんな面倒くさい病気の人もいます。


でも、これも自律神経失調症の1つの症状ということを知って欲しいと思いました。


これ、意外と面倒くさい病気です。

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