第三章:進撃の闇

オープニング・クロール

魔王を殺害する事に成功した"闇"とブタの男とバリゾーゴンは

シャリ王国へと帰還を始めた。

道中に闇のスシブレーダーに慣れる様な人材を探しつつの旅路だった為

余り急いではいなかった、 急いで帰る事も無かったので

ゆったりのんびりと人々の目を気にしながら先に進んだのだった。


鶴帝国では鶴帝国八十八剣聖の序列一位『聖剣』のヨーダ

序列五位『薙刀』のオポー、 序列六位『ケペシュ』のクワイが主導し

ウィンドゥ殺害の犯人を捜している。

ウィンドゥが殺害された事により鶴帝国に緊張が高まった。

事態を重く見たテタは自分の周囲に八十八剣聖を待機させたが

普段コルサント城下町に居ない八十八剣聖達は無用な出費が増えて不満が噴出。

彼等の保障をする為に下位の八十八剣聖の給金を下げる事になり

更に不満が噴出し、 金に困った八十八剣聖の中では勝手な行動を取る者が続出。

領地内での勝手な税の取り立て、 他国への密通や亡命

挙句の果てには盗賊紛いな事を始める者まで現れ軽いパニックも置き始めていた。

序列七十六位『鐺ハ』のジョソール、 序列七十二位『ジャガイモ』のスタ

序列六十八位『狼筅』のパブロ、 序列六十七位『義眼』のヴァーゲア

序列四十三位『万力』のツッソ、 序列三十位『火矢』のベアドン

序列二十九位『ファルシオン』のルミナーラ、 序列二十八位『カットラス』のエズラ

序列二十七位『レイピア』のアンドゥリ、 序列二十一位『ホルカンカ』のベルス

序列十九位『脇差』のアディ、 序列十八位『匕首』のイース、 以上十二名は

この事態に対して鶴帝国に幻滅し鶴帝国から立ち去ったのだった。

彼等は『失われた十二人』と呼ばれる様になった。

そして序列八十八位『含針』のアシュラ、 序列八十七位『マカナ』のキアン

序列八十六位『アイスピック』のボビー、 序列八十五位『契木』のパートラ

序列八十四位『熊手』のジェンパ、 序列八十三位『ポールウェポン』のリーアム

序列八十二位『ナイフ』のソーラの七人は前々から計画していた

シャリ王国への潜入を開始したのだった。


一方のシャリ王国ではスシブレードの普及により

スシブレードの軍団を構築する事に成功した、 しかしながら急造のスシブレーダーは

スシブレードが破壊されると爆発してしまうと言う従来のスシブレーダーなら

持ち合わせていない重大な欠陥を持っていた。

これに危惧したシャリーダ13世は更なる人材発掘の為に

シャリ王国全土に調査網を張り巡らせ、 より良い人材を探し回っているのだった。


果たしてこれから一体どうなるのだろうか、 それはまだ分からない・・・

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る