ハウVSファントム・シェル

ハウとファントム・シェルの戦いが始まる・・・


「うぅ・・・すまねぇハウさん・・・無理して載せて貰ったのに

俺達何の役にも立てなくて・・・」


船乗り達が謝罪する。


「構わない・・・俺がやらねばならない・・・」

「ふっふっふ・・・愚かな、 俺はスシトルーパーで

力量はヤミ・マスタークラス、 大人しく降参するのが良いと思うが?」

「馬鹿を言え!! 3, 2, 1, へいらっしゃい!!」


Oinari3を射出するハウ。


「愚かな、 ハッ!!」


ロコ貝のスシブレードを大量に撃つファントム・シェル。

まずはロコ貝で牽制、 攪乱する作戦だ!!

しかし!!


「無駄だOinari3の防御力はその程度では揺らがない!!」

「・・・・・」


ロコ貝は問題にはならない!!

容易く捻じ伏せていく!!


「・・・・・ならば本命と行こうか」


本命のアワビのスシブレードを取り出すファントム・シェル。

厚みも充分、 まさに逸品だろう。


「そのスシブレード・・・闇に堕ちずともやっていけるだろう

何故ダークネスシ帝国に与する?」

「愚問だな、 普通に働いても待遇が悪い

ダークネスシ帝国に与した方がよっぽど良い」

「ふざけろ・・・!! スシブレーダーじゃねぇ奴は酷い目に遭ってるじゃねぇか・・・!!」


船乗り達が呻く。


「俺は踏み躙られるよりも踏み躙る方を選んだ、 それだけだ」

「・・・いいだろう、 来い」

「おう!!」


アワビのスシブレードを射出するファントム・シェル!!

激突するOinari3とアワビ!! 決着は早かった!! アワビが砕け散った!!


「何ィ!?」


予想外も外。

しかしアワビが敗れてもまだ二個目が有る!!

ファントム・シェルは二個目のアワビを射出した!!


「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」


船乗りが身を挺してアワビに激突した!!


「くっ!! 邪魔だ!!」


アワビを射出しても船乗り達が邪魔をする!!

そうこうしている間にOinari3がファントム・シェルに激突した!!


「ぐはっ!! ば、 ばかな・・・何故・・・」


倒れ落ちるファントム・シェル!!


「・・・お前とは相性が良かった様だな・・・

使い捨てる様にスシブレードを使いまくるんじゃあ

俺とOinari3のタッグは崩せない・・・」


ハウとOinari3の絆、 その絆がスシブレードの力を増して

圧倒的な勝利を齎したのだ!!

相手をスシブレードの手数で圧倒する小技が防御力で阻まれると言う

戦略的な相性も有ったのだろうが今回はハウの勝ちである!!


「他の奴等は大丈夫だろうか・・・」

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