第七章:鮮血のオルフェンズ
オープニング・クロール
世界は混迷の最中に突き落とされた。
ファウンデーション教国とダークネスシ帝国のジーオノシス平原での戦闘から半年後。
トゥーンウィがファウンデーション教国にやってきてからの政治的ゴタゴタも片付き
ダークネスシ帝国も大規模な軍事行動を行っていなかった。
ダークネスシ帝国への反攻作戦を各国と共に調整を進めている時に大事件が起こった!!
マナ法国の内部分裂が深刻化だ!!
マナ法国は世界の食糧庫と呼ばれる広大な農業地帯が広がる国で
食料供給の為に世界中に食料を販売している国である。
マナ法国内で闇寿司思想が広がっているのが内部分裂の原因の様だ。
しかしマナ法国では信教の自由が認められており闇寿司思想の普及は法律に違反していない
と言うのがマナ法国の法王ベンドゥの見解である。
愚かな!! 自国を蝕まれているのに何をやっているのか!!
と憤る方も居るだろう、 しかしマナ法国は誰であろうと食料を売る
いわば食料版、 死の商人の様な事を行っている国。
ダークネスシ帝国は多くの食品を買う得意先、 失う訳にはいかないのだ。
とはいえ放置すれば世界を征服されかねない
マナ法国に対して派兵の受け入れを行おうとするO5-1だったが
ベンドゥは流石に派兵は受け入れられないと拒否。
そこで謹慎が終わり武者修行でマナ法国に出ているサイに物資を届けると言う名目で
バルト達、 スシブレーダーチームを送り込む事に成功したのだった。
一方その頃、 ダークネスシ帝国から闇寿司の普及を任されている
ヤミ・マスターのインフレーションは直々にシャリーラ13世から呼び出しを受けた。
マナ法国に入ったスシの暗黒卿、 ダースシ・セキユーのサポートをする様にと言う指令である。
ダースシ・セキユーはダークネスシ帝国の活動は一切行っていないが
彼の握る寿司は闇からして絶品と称される程の物である。
インフレーションは何故自分が怠けれいるスシの暗黒卿の世話をしなればならないのか
と不満げだったがシャリーラ13世のすごみによって、 渋々従う事になった。
インフレーションの態度が気に食わなかったシャリーラ13世は
監視としてヤミ・マスターのアイラブミーもインフレーションに同行する事になったのだった。
インフレーションはマナ法国に戻ると信者達に闇寿司思想を拡げるのだった。
そしてダースシ・ヴォルフガングの元から逃げ出したレーア伯爵令嬢は
レジスタンス達と共にざるな国境警備を抜けてマナ法国に侵入する事に成功。
そこで恐るべき物を目にするのだった・・・
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