第六章:ダークネス・チョコレート・オン・ザ・アイス

オープニング・クロール

風雲急を告げる!!

世界は魔王の物になるかと思いきや、 異世界からやって来た闇の物になる

そう思われた時に禁じられた山から知識を得た異端のスシブレーダーバルトが

闇のスシブレーダーを薙ぎ払う!!


間一髪の思いでサンシャイン王国を脱出したバルト一行。

厳しい戒律で有名なファウンデーション教国に辿り着いた

バルト一行は想像以上の歓待を受けた。

それと言うのもO5達が闇達の召喚に対しての責任を取る形での集団自死。

跡継ぎを決めていたのはO5-1のみなのであった。

そこでファウンデーション教国はO5に代わる制度の試験運用として

議員達を選出する議会制民主主義に移行する事になった。

当然ながら反発も有ったがO5-1はそこを承知し

亜人と形容されるエルフ族や獣人族達の権利拡大を盛り込んでおり

彼等の協力を得て何とか形にする事が可能になったのだった。


議会を設立するに当たっての議員の一人として

サンシャイン王国からの移民代表としてタオが選出された。

タオの意見によりバルトのスシブレードはファウンデーション教国に広まった。

無論バルトのスシブレードに対して懐疑的な物も多かったが

シャイニング王国を占拠しているダースシ・ヴォルフガングが放った

ヤミ・アプレンティス、 ネギ乗せ率いるソルジャースシの軍勢に対して

勝利を収める事が出来た、 ネギ乗せが未熟だった事と

オクトパス・レッグを尋問して得られた情報により圧勝する事が出来

スシブレードは評価を得られる事に成功したのだった。


華々しい勝利を収めた一方、 ダークネスシ帝国はこの事態を重く見ており

スシの暗黒卿のやみちゃんとやみちゃん麾下のスシトルーパー、 プリンの部隊を派遣を決定。

ファウンデーション教国はスシの暗黒卿との対決を強いられる事になったのだった。


そしてレーア伯爵令嬢はヒノモト城の地下に隠されし

複数の秘宝を持ち出して逃亡する事に成功したのだった。

レーア伯爵令嬢はサンシャイン王国で戦っている反抗勢力と合流

秘宝の力で何とか抵抗出来る様にはなったが勝利には遠いと感じ潜伏する事に決めたのだった。


サンシャイン王国へ帰還し反攻したいバルトだったが

まだまだファウンデーション教国は一枚岩とは言い難く自由に身動きが取れない。

内患外患、 共に多発、 人間に例えれば不摂生な不健康人間状態である。

果たしてバルトはサンシャイン王国を解放し、 世の中を闇のスシブレーダーの脅威から

救い出す事は出来るのか。

それは神とスシのみぞ知る!!

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