リュウくんの家に木が二本生えてくるお話
☆☆☆
ある朝、リュウくんが目を覚ますと、お家のお庭に木が二本生えていました。
お父さん、お母さんくらいの高さの木でした。
お父さんが、それぞれの枝に縄をつけて、何やら作っています。
リュウくんがワクワク見守る中、出来上がったのはブランコでした。
リュウくんがブランコで遊んでいると、「乗せて!」とお友達がたくさんやって来ました。
リュウくんは心よく、みんなと一緒にブランコで遊びました。
空が赤く染まり、みんなが帰っていった後。
ふと見ると、ブランコが一人で揺れています。
どうしたのかなぁ?
リュウくんがお庭に出てみると、ブランコにちょこんと雀さんが乗っていました。
雀さんがちょこちょこ動くと、ブランコもゆらゆら揺れています。
雀さんも、乗りたかったんだね。
もちろん、リュウくんは心よくブランコに乗せてあげましたとさ。
おしまい。
☆☆☆
「さぁ……」
「木が三本生えてくる話!」
「……(T-T)」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます