第24話 だんだん飽きてきました

 昨日はハンバーグをしまって、お風呂に入ってから寝ました。昨日の就寝時間はまともな時間です。比較的まともな時間です。


 さて、今日は一日中暇なので手と足の解体をしたいと思います。

 最初は指を切り、単純な形にしてしまいます。そのあとは地道に皮と肉をはいで、骨だけにしてしまいたいです。


 足も手も太さはないので、中華包丁で骨を砕けそうな気がします。一応、昨日の夜に綺麗にした電動のこぎりも用意はしていますが、出番はないでしょう。

 

 まずは手始めに手から始めましょうか――洒落ではないですよ。


 手の甲を抑えてやったら、できる限り一本ずつ切れるようにしてやってから、根元近くをガンガンと中華包丁で切っていきます。出来れば一本ずつ切りたかったのですが、そこまでの柔軟性はないので仕方ないです。多少根元が残りますが妥協します。

 切り落とした指はとりあえず冷蔵庫に入れておきます。手の甲の処理は時間がかかりそうですから。


 手の甲の皮をはいだら、できる限り肉をそいでいきます。包丁を切れ目から入れ、少し厚めに皮を切る。そして肉をとる。前と同じ流れです。そいだものは袋に詰めていきます。

 手の骨って、想像していたものよりもバラバラなんですね。手、というよりも指の骨といいましょうか。それぞれをつなぐ骨が指の根本くらいにあるものなのかと考えていましたが、手首近くでつながってるだけでした。確かに記憶の中にぼんやりとある生物の教科書にあった骨格のイラストもそうだった気がしなくもないです。


 金曜日の分と合わせて、結構な量の皮と肉が集まってきました。これもまたハンバーグのようにしてしまってから処理してしまいましょうか。内臓も平気でしたし、皮もあらかじめ切っておけばどうにかなるでしょう。


 もくもくと左手、右手を終え、指もむき終わりました。爪だけは別にしてあります。


 そろそろお腹が空いてきたので、お昼にしましょう。

 今日もコンビニご飯です。この調子だとお夕飯もそうなりそうですね。焼きそばパンとメロンパンとお茶を朝起きてから買いに行きました。冷蔵庫にしまう必要があるものも、もうそろそろ買ってもいいかなと思ったのですが、久しぶりに焼きそばパンを食べたくなってしまったのです。

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