言葉をのみこまない

 こんばんは、このはりとです。


 少し前のわたしは、作家さん・作品にメッセージをお送りするとき、言葉をのみこみがちでした。迷惑や失礼といった考えではなく、「読み違えていたら恥ずかしい」が一番の理由です。自身の読解力のなさを知られたくない、の見栄ですね。

 ですが、のみこんだ言葉こそが正解、の場面があり、「伝えておけばよかった」と、しばしば後悔をしていました。以来、意識して言葉をのみこまないようにしています。

 そのぶん、的はずれで恥ずかしい思いをする回数が増えました。しかし、はずれたらはずれたで『そういう見かたもあるとは、興味深い』と肯定的なお返事をいただけるときがあり、「伝えてよかった」と安心しています。これからも、浮かんできた言葉はのみこまないようにします。



 つづく

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