最初でなくても“一番”

 こんにちは、このはりとです。

 ここのところ、疲労や心理面の重さから、カクヨムでの「書く」から遠ざかっていました。それが少しだけ軽くなった今日は、あれこれと書きたくなっているようです。ほんの数分、別のことをしただけで、言葉が浮かんできます。疲れとは、事象にふれても心象が生じないこと、なのかもしれませんね。


 誰のあしあともない、まっさらな状態に自身が最初に踏み出すとき、特別な感情がわきあがります。それを、なんと言い表しましょうか。「優越感」でないのは確かです。うれしい、とも少し違いますし、ふさわしい言葉を見つけるのが難しいですね。

 こういった場面で、「気をつけないと」と思うことがあります。それは、最初になるのを行動の目的にしてはいけない、です。誰かのあしあとがあったからといって、気落ちして引き返す(=何もしない)、はしたくないなあ、と。

 先に歩いた人がいれば、全体から見たら一番ではありません。ですが、「わたし」も「あなた」もただひとりの存在で、思いを伝える場面においては、いつだって一番のはずなんです。そうであれば、たとえ何人のあしあとがあったとしても、何もしない、という選択はありません。そう自分に言い聞かせたい事象があり、生じた心象を言葉にしてみました。



 つづく

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