アマチュア? だから何?
こんばんは、このはりとです。
私的なエッセイは、想像以上に気持ちが昂ると知り、夜に書くのはやめようと思ったのですが、ついつい、です。
わたしがカクヨムを使い始めた当初、「ヨム」は視野に入れていませんでした。自分が「カク」だけでいい、と。それでも、せっかくなのでものは試しに〜と、いくつかの作品にふれてみたところ、「読むにたえない」と早々にくじけました。いけないことなのでしょうけれど、プロの作家さんと比べてしまったんですね。「これは、いったい何を読ませたいのだろう。冒頭からさっぱりわからない」と、物語に引き込ませる小説技法もそうですが、ロクに言葉を調べていないのが透けて見える間違った日本語で一気に熱がさめました。
ですが、ある日こう思ったのです。そういう自分も同じだよ、と。それからは読みかたが変わりました。「技術」を読むのでなく「心」を読もう、と。世界が変わる、とはいったものですが、まさにそのとおりになりました。
そもそも文章とは、どんなに誤りがあり拙くても、書き手の伝えたいことが読み手に伝わったら、それで役割を果たすのです。文字だけで物語る小説は、読み手の想像力に頼る部分が少なからずあります。だったら、読み手であるわたしが、もてる想像力をいっぱいにして自分が楽しめば、それでよかったんですね。
アマチュア? だから何? です。
作家さんの思いを受け取り、目一杯楽しめるのは、読者だけの特権です。
つづく
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