初恋

りこ

プロローグ 初恋

 放課後の校舎。

 俺たちしかいない教室。

 窓から差し込む夕暮れの明かり。

 いつだっただろうか。俺が君に恋をしたのは、、、。

 俺は彼女と向き合う。


「なぁ、◼️◼️◼️◼️」


「ん、なあに?」


「俺は...お前のことが!!」


バサッ!


「ハーッ...ハーッ..ハー......」


 目が覚めた。

 夢見が悪いというのはこういうことだろう。

 朝から気分が良くない。心臓がバクバクいってる。


「またあの夢か...」


 最近、同じ夢ばかりみる。いつも同じところで目が覚めるけど。

 夢にはいつも同じ女の子が出てくる。


 ....あぁ


 俺は毎朝思い知らされる。


 俺は人生で初めて恋をしているのだ。

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