第8話 白濁
「ウソじゃないよ、おねえさん。ボクはね、遺伝子の病気で余命半年を医者から告げられたんだ。
だからこうして、ひとりでも多くの女のひととSEXがしたいんだよ」
激しく腰を打ち奮いながら朽木がまくしたてる。
「じゃ…じゃあ、なんで……?」
苦痛と快感の入り交じった声で玲香が身をよじる。
「なんで女のひとを殺すのかって?
決まってるじゃないか、その方が気持ちがいいからだよ」
そういうと、朽木は玲香の首に手をやった。
ぐい、と力任せに喉元を絞めあげる。
「ぐ…ぎっ……!」
玲香の蜜肉が朽木のイチモツをきゅっと締めつけ、花宮口がイチモツの先端に吸いついてくる。
「そう、それだよ、おねえさん。おねえさんのオ××コ、サイコーだ!」
「あ……ウッ……!」
玲香の花奥の内部で朽木のイチモツがますます硬度をまし、膨張してゆくのがわかる。
朽木はいま、玲香の花宮に向かって大量の精を放とうとしていた。
「う…ぐっ……」
意識がかすんできた。苦痛と快感の波に乗って死の甘い囁きが耳元で聞こえる。ベッドの軋みが激しく高鳴るとともに、玲香の喉元を絞めつける力がますます強まってゆく。
――と、そのときだ、目も眩むばかりの稲光と耳をつんざく雷鳴が轟き、部屋の明かりが消えた。
と同時に玲香の裸の胸に朽木の体が倒れ込んできた。
「なっ……?!」
意識を奮いたたせ、目をしっかりと開けると、木製の椅子の破片が床一面に散らばっている。
「大丈夫ですか、先輩!」
「美由紀!」
新米刑事の小野美由紀が立っていた。助けに駆けつけてくれたのだ。震える手で殴りつけた椅子の一部を握っている。
美由紀はベッドにのぼると、つながったままの朽木の体を玲香から全力で引き剥がした。
虚を突かれた朽木は完全に意識を失っている。玲香の蜜液で濡れそぼった朽木のイチモツは蜜口から離れた瞬間、大量の精を宙に向けて放出した。
「ウッ……!」
玲香は朽木の白濁したそれを思いっきり顔面で受けてしまうのであった。
つづくっ!
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