運命の鐘が鳴ったので全力で恋をした

第25話 予定

ここ最近気温がかなり上がっている。

まだ、4月の終わりだと言うのに……

「明日から連休に入るぞ〜 部活がある人も多いと思うから、その人たちはしっかり頑張れ！

遊ぶのはいいんだが、あんまりハメ外すなよ〜あと、課題はしっかりやっとけよ〜 以上！」

暑さからか、いつも以上にだるそうに先生が話終わり、帰りのホームルームが終わった。

10連休だが、7日は部活がある。

そして、10日も坂石さんと会えないと死んでしまう気が……

楓がこちらに駆け寄って来た。

「春樹と七菜美ちゃん！部活無くて空いてる日いつある？4人で遊ばない！」

「えっと……あ、4日は空いてるはずだよ！」

「春樹と秋大は？」

「俺も空いてるな〜」

「お、俺も空いてる」

「じゃあその日に隣町のギガタウン行こ！」

「「「うん！」」」

「じゃあ、詳しい事はメールで！では！」

そう言って楓は部活に行った。

相変わらず忙しい奴だ。

それにしても楓、ナイスだ！！

相田と共に楽しく走り、部活を終えた。

正門にはいつも通り秋大と楓がいる。

「「おつかれ〜」」

「おつかれ。それにしても楓、ナイスだ！」

「まーね！春樹が七菜美ちゃんに10日間会えなくて死んじゃう……とか思ってるんだろーなと思ったからね！あと単純に七菜美ちゃんと遊びたかったし……」

普通に席に座っていたはずなのに心が読まれているのは何故だろう……

「良かったな！」

ニヤニヤしながら秋大が俺の肩を叩く。

こいつからは祝いというより他の感情の方が大きく感じられるのだが……

少しずつ日が長くなっていくのを感じながら、3人で帰った。

～あとがき～

次から少しお出かけの話になります！

楽しみにしてくれたら何よりです！

これからもよろしくお願いします！