炒り豆に花が咲く世になりたぞよ。
一鬼カノン
第1話 炒り豆に花が咲く世になりたぞよ その1
「炒り豆に花が咲く」という諺があります。 あり得ないことが起きるという意味だそうです。
先ずはこの諺の由来から書いて行こうと思います。
これは古神道の伝承から来ているらしいです。
昔、神代の時代に国常立尊命という神様が世界的に支配していた時があったらしい
その神様は大変厳格で曲がったことは許さねえという性格だった為に八百万の神の中にこれではやりきれない、楽が出来ないという訳で不満を持つ者も現れてきたのです
それでとうとう天若彦命が反乱を起こし国常立尊命を殺して高天原からみて東北の
ある場所にしめ縄で結界を張って「炒り豆に花が咲くまで出て来るな」と言って封印したのです。
ここから東北(艮)の方角を鬼門といって忌み嫌うようになり神社にしめ縄が張られ、封印の儀式が節分の豆まきの風習になって今に伝わったそうです。
国常立尊命が東北(艮)の方角に押し込められたので艮の金神と呼ばれて、天若彦命が後に天邪鬼と呼ばれ日本人の祖先にあたるそうです。
そして、あり得ないことが起きることの例えとして「炒り豆に花が咲く」という諺が
出来たそうです。
つづく
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