花乙女

作業その１ モデル選び

そうだ。私って自撮りするだけじゃダメよねぇ…

誰かに撮ってもらうのか？私が誰かを撮影すのか？

思い切って、モデルを探してみようかなぁ？

このテーマにそったモデルを選んでみる。

カメラマンは私。

乙女って、女の子はみんな乙女だと思うし、作品のテーマに沿って行けば、いろんな花乙女が生まれてくる。

たとえば、歴史上の人物でいえば、小野小町はちょっと男がほっとかないような美人で、少し理知的な人。淀の御方は、ちょっと見た目はキャバ嬢みたいな感じなお嬢様みたいな…

探すのも面白いかもしれない…

ハッシュタグで♯撮られたい人。ってあった。

これで検索すると、モデルが見つかるかもしれないなぁ…

でも待てよ！SNSで投稿している人って、加工している人もいるよねぇ…

前に、SNSで出会いを求めていた男の子が言ってた一言があったよねぇ…

「写真を見て、可愛くてグラマラスな女の子だったから、ちょっと会ってみて、良かったら彼女かエッチ友達にしようと思ってたけど、いざ会ってみると、全然違っててガッカリしたんだよ！詐欺だと思った！」

この言葉が胸によぎるのよ！

だって、私も女の子たちの気持ち解るのよ。ちょっと、可愛く見せたいし、美白で肌が奇麗と思わせたいし、痩せていてスタイル良く見せたい。

その為ならば、加工は必需品でしょう？

アイドルだって、グラドルだって、タレントだって加工してるじゃない？

有名女優だって、奇麗に見せるために照明や色んな技術を酷使して奇麗に見せたり、整形と言う究極の加工をしてるでしょう？

あぁ～、モデル選びどうしよう？

そうだ！まずは、スリーサイズは絶対に必要！

これって、大手モデル事務所の書類選考での必須項目だよね？

曲線美が必要であれば、バストなんか、トップバストとアンダーバストの比率も必要事項なのよね。

某プロダクションンの社長が、バストの大きいグラドルをを沢山プロヂュースしていて、社長の望むバストサイズじゃなかったんだけど、アンダーとトップの差が大きくて採用になったタレントさんがいたなぁ？

私は予算が無いから、顔の整形費用までは出せないけれど、今のトップアイドルは、超可愛いとか美人ではないのよねぇ…

だから、そこそこの可愛いとか美人ならば、モデルで使える。

ゴールデンカノンの理想スタイルを持つそこそこに可愛い女の子、美人な女の子ならば採用かなぁ？

では、ゴールデンカノンの理想スタイルの定義とは？

これは、某下着メーカーさんが30年程にわたって、日本女性の体のデータとボディ意識の調査データに基づいて分析し、体の全体の理想的なボディバランス比として表したものなんだけど、それがこれなの。

1.【BWHのバランス】バスト・ウエスト・ヒップのサイズで、くびれは上半身のバランスを見る

2.【トルソ・バランス】肩・バスト・ウエスト・腹部・ヒップの位置関係からバランスを見る

3・【バスト立体のバランス】

バストを立体的に捉えてバランスを見る

4.【ヒップ立体のバランス】ヒップを立体的に捉えて、かたちの上向き度のバランスを見る

5.【身長・体重のバランス】身長と体重のほどよいバランスを見る

6.【高さバランス】頭身と身長に対するヒップ高、股下のバランスを見る

理想的なボディバランス「ゴールデンカノン」の数値によりますと、

正面から見た幅の場合はウエストを１とすると、肩が1.6、乳頭間隔は0.8、ヒップは1.4になります。

側面から見たときの場合は、ウエストを１とすると、ウエストのくびれ具合が1/3、バストが1.3、ヒップが1.3となります。

高さは、肩からバストの距離を１としたときに、バストからウエストが１、ウエストからヒップが1.2となります。

これが定義。あくまでも日本人の好みや感性なんだけど、これを重視すると、ゴールデンカノンに当てはまるモデルさんは皆無に近いので、妥協なんでしょうねぇ…

でも、やれる事は、まずスリーサイズの記載と身長・体重。全身写真の正面・側面・斜め４方向が基本です。

これが、出来ないモデルさんは無理！

本当は、レオタードや水着が良いんだけど、難しいかなぁ？

女のカメラマンのワガママとして条件をのんでくれたらうれしいんだけど…

加工してても、一度は会って審査するから…

そうだ！会ってカメラテストする時に、衣装が気に要らないと言って、プチプラブランドに行って、衣装を買いましょう！

それで、体形が解るような衣装を購入して撮影したらいいのよ！

妥協できるモデルならば、撮影続行して、妥協できないモデルならば、丁重にお断りすればいい…

どかこかの変なカメラマンみたいに、無言で切り捨てるような無慈悲な事をしなければいいのよ！

無慈悲で切り捨てるなんて、人間として失格でしょう？

薄情な人間に限って、自分が情が深くて、その子の将来やモデルとしてやっていけない事を教えてやるための情けだと、大口を叩くの。

それは違う。ここがダメだからやれない。ここがダメだから、この世界に向いていないと説明するべき。それが、人情でしょう？

バカな奴程、自分に過信して、天狗になるのよねぇ…

何事も謙虚であり、感心せず、尚且つ自信を持ち、自分がやられたら嫌な事を人にはしない。それが、人間の情であり、人間の資質だと思う。だからこそ、芸術として感動できる作品を作り上げる事が出来ると、私の尊敬する偉大なる芸術家が、飲み会の席で熱く語っていたなぁ…

やっぱり、世界を股にかける偉大なる芸術家の言葉には重みがある。

時々、挫けそうになるとYouTubeにアップしている先生の言葉を見て、悔い改めるようにしているんだけどね…

そう。Instagramでちょっとイイ感じの女の子がいたから、DM]でもしてみましょう！

さて、どうなる事か？