骨の神(2/3)


 ある村では、体中からツノを生やした長身の少年が、神の化身と崇められる。少年の住む部屋には代々の「神」の骨格が並び、少年は一日を神々と対話しながら過ごす。

 やがて神の化身が息絶えると、村人たちは村の内外から探し出した適齢の少年に、真っ白な粉を飲ませる。神の絶えない村の話。

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