479球目 甲子園球場は狭くない
抽選日の翌日、俺達は1時間、甲子園球場で練習した。ちなみに、甲子園ノックの後、甲子園球場の真ん前のホテルにチェックインする予定だ。
「うっわー! 外野ひっろーい!」
「クア―! クアー!」
「意外と広いなぁ。ホームラン打てるかいな」
「
「そうそう! あのスコアボード破壊するわ」
「ベイベー、ベイベー、俺はバントマーン!」
「憧れのマウンドや、オリャー!」
「みんな浮かれすぎだろ。1回戦で終わるかもしれんのに」
「まぁまぁ。
センバツ王者と当たるくじを引いたキャプテンが何を言うか。
「ドントウォーリー、ミスター・ミズミヤ。サイタマショーデ対策は出来ています」
「おっ、どんな対策?」
「それはホテルでお見せしましょう」
(続く)
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