336球目 若手監督は頭が高くない
セミがせわしなく鳴くブルーオーシャン
「はい、はいっ! その通りにいたします。すみません。はい。勝ちます。失礼します!」
「お疲れのようじゃな、
白いヒゲの生えた亀の頭が、しわがれ声を発する。
「あっ、
一方の
「誰からの電話じゃ?」
「
「大変じゃなぁ。そんで、1戦ごとに投げるイニング数を増やしとったけぇ」
「その通りです。大事な1年生Pですし、
「それで結果を出しとるから大したもんじゃけぇ。よし、ワシの
「もちろん、
「えらいこと言うたのう。
「準決勝か決勝でお会いしましょう」
「おう! 負けるんじゃねぇぞ!」
(続く)
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