223球目 バントマンがバントしない
夏大の公式戦と追試が重なったため、
その甲斐あって、彼の集中力と動体視力は研ぎ澄まされ、どんなボールでも打てるゾーンに入っていた。
「ピンチヒッター・
「ラジャー!」
「ボール!」
2球目はインローのストレート。
「ロック・ミー・アマデウス!」
打球は前進守備の
「クソッ! バスターかよ」
続く
フルベース》のチャンスを迎える。
ここで、
「じいちゃんは何て言っとった、
「絶対に1点もやるなって、入れ歯飛ばしながら叫んどったよ、
「誰が
「
「ハッ! いや、失礼。1点もやらへんってことは、外野に飛ばされたらアウトや。コントロールに気ぃつけや」
「もちろん。ついでに、9人内野にして、相手にプレッシャーかけましょ」
「さすが豊ちゃん❤ 発想がラスボスー❤」
はたして、この勝負、どちらに軍配が上がるだろうか。
(続く)
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