132球目 同点にさせたくない
6番のベイルは2メートル近い長身で、アメリカの黒人警官風の見た目だ。打撃練習では、チーム1の飛距離を誇っている。
しかし、
「ジャスト!」
ベイルが踏み込んで、打った! 打球は俺のはるか上空、センター方向へ、
しかし、打球は
「バックホーム!」
「みんな、僕の
「アウト! チェンジ」
危なかったぁ。
ベンチに戻れば、グル監が笑顔で俺達を迎える。
「ラッキーセブンよ! みんな打って行こう! ハイ、ヒット祈願のリンゴ」
小さく切られたリンゴを皆で分け合う。なぜか、
「そろそろ、
「君と僕とで引導を渡してあげよう」
俺と
「君達、あの
「うっ! トラ……」
シジュウカラ姿で偵察時に出会った
「フン! トラだろうが、一休さんだろうが、僕達に来た流れは止まんないよ!」
※※※
7回表は俺から始まる好打順だったが、球速が増した
(続く)
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