11球目 あなただけ見つめてる場合じゃない
バスケ部の練習終了後、
「
ひょろ長の
「得意中の得意よ。どこから投げても入れるから、まさにカッコ良さの
「野球で外野を守っておられたから、肩に自信があるわね」
ティッシュのように白い肌の
「あの程度のフリースローやったら、永遠に入れ続けるって。あの子、
アンパン顔の
「先に入れてもいいですかぁ?」
「どうぞ、どうぞ。レディファーストやからね」
ペイントエリアギリギリに彼女は立ち、ソフトボールを上から投げる要領で、バスケのボールを放った。見事にそのボールはゴールネットに入る。
「ナイススロー! じゃ、今度は僕が」
「2人とも落ち着いてるなぁ」
「
しかし、
(水宮入部まであと6人)
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