未然形推さ
次に現場に来れたのは2週間後であった。
色々あっていくことができなかった。心の中ではなつめぇごめんねと思いながら
いつものようにライブを見ていた。やっぱりきれいだった、彼女の飾らない姿が好きで人間としての美しさがあった。いつまでも見ていたいそう思っていたら、ライブが終わってしまった。あぁ今日も短かったなあっという間に終わってしまうな、でもこの時間が一番幸せなのだと感じた。
「お!久しぶり!どうしたの?最近見かけなかったから」
「ごめんね、学業のほうが忙しくてちょっとやりこんでた。
でももう終わったから大丈夫だよ」
「お疲れ様!またきてね!」
そう言いさよならをする。心が癒されるがふとした瞬間あの感覚が蘇る。
いかんいかん失礼だろと自分をしかるのだ。
今日はたまたま現場で知り合った幸村さんとご飯を食べに行く予定だった。
時刻は21時をまわっていた、急いで近くのファミレスに入り何とかラストオーダーにありつくことができた。
「学生はいろいろあって辛い!!勉強・バイト・現場と」
「確かにな、まぁ俺はもう3年だからバイトと現場が大半を占めてるけどな(笑)
あと2年で3年じゃないかもうちょいの辛抱だよ!」
ははぁと
「あ、そうだお前が最近来てなかったから知らないと思うがこれから現場は気を付けたほうがいい。」
「へ?なにかあったんですか?」
「うん、この前のリリイベの時の特典会の時になシェインとか言うファンが並んでるときにたまたま前に人が同じ推しだったらしくぶつくさ文句を言ったそうなんだ、それで二人は特典会後に外で言い争いしてファンに止められてその場は収まったんだけど、そのシェインとかいうやつが今日もいたんだよ」
振り返ればちょっともめ事みたいになってるのをたまたま見かけたばかりだった。
「ええ..怖いですね、気を付けます」
「まぁそんなことが最近のニュースかな、ま、食べようぜ!」
この日はその後解散し自宅に戻りリプ返しそのシェインのことを考えながら寝た。
トラブルに巻き込まれるのは怖いことだ。明後日もリリイベだ。
いいねお願いします
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます