エピローグ ちょっとした決意

俺の特製オムライスを食べ終えた後、デザート代わりにまたアイスを食べ、ダラダラと雑談をしていると、もう日を跨ぐ頃になっていた。


「では、わたしはそろそろ帰りますね」


「おう」


そう言って立ち上がり、玄関へと向かう雨空に、俺もついていく。


「それじゃあ先輩。おやすみなさい」


「おう、おやすみ」


アパートの階段を降り、隣のマンションへと入っていく雨空を見届けながら、思う。


次までに料理の腕を上げておいてやろう。


……これ、明日にはやる気なくなってるやつだな。

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