窓から入ってきた鳩が美少女になった話 β版

野球ファンって部類に属する人

第1話 回して置くという人物…

これから年中が起こす壮絶なストーリーが始まる。


僕はまわかす!元気な年中さん!

回して置く(通称まわかす)は今年で年中になる。

彼は訳あって年中なのに1人暮らしをしている。

別に親が亡くなったとかいう悲しいことじゃない。

ただ、1人暮らしをしたかったのである。

パッと身ただの年中に見えるがそれは人前に出る時だけ。

彼は非常に頭の回転が早く、基本的にどんな状況でも冷静に柔軟に対応する。


彼の1日は単純だ。

まず朝起きたら窓を開けて換気。

買った食べ物で朝食を済ませる。

朝の情報番組を見ながら幼稚園に行く支度をする。

幼稚園から帰ったらスーパーで食材を揃え

帰宅後は風呂に入り夕食を食べる。

そして21時には寝る生活をしている。

コンビニ等で済ませる人間も多い中、基本彼は自炊という選択肢をとる。

本人曰く「やはりそういう店などで簡単に済ませてしまうとどうしてもジャンクフードが多くなってしまい不健康な生活になってしまうから。」と言っている。


普段は幼稚園からバスが来るのでそれまでゆっくり支度ができる。

彼的には運動も兼ねて歩いてもいいらしいが、バスならバスでもいいらしい。

幼稚園に行った後のまわかすは年中っぽい演技をするが、内心はこうだ。

特に遊びの時間や勉強の時間にはイライラが止まらない。

遊びとかそんなのやってられんの今だけだしそんな時間にするなら運動や勉強の時間に変えた方がいい。勉強は勉強で平仮名だのなんだの言われたってそんなの分かってる。小学校に備えてどんどん宿題を出せばいいし、それが嫌ならコース別学習にしてくれ。俺はもっとレベルの高い勉強をしたいんだ。

一応もう一度言うが彼は年中だ。


そんな彼に驚く出来事が起こるなんてまだ誰も知る由はない…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

窓から入ってきた鳩が美少女になった話 β版 野球ファンって部類に属する人 @Baystars_like

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ