第20話
僕らは学校の校門を抜け、駅までの道を歩いていた。
空は真っ暗で星が見えた。
綺麗な空だなと思う。
加奈は動画を見て満足したようで、饒舌になっている。
さっきからアイドルについて語っている。
確かに今のアイドルは水着も撮影するしな。
僕は加奈の話を聞きながら、暗い街並みを眺めていた。
あっという間に僕らは駅についた。
「じゃあまた明日」と僕は言う。
「明日、また撮影しましょうよ。玲奈さんと由里さんには来ないように言っておきます。とびきりの水着着てきますから」
「明日もやるの?」
「そうですよ。楽しみにしててください」
加奈は手を振って向いのホームに向かう階段へと歩いて行った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます