memento mori

死は染み込んで染め上げる


焔が舐めたまだら紙のように



あゝ 死を忘るゝな



近しく側にいつもいるのだ


それはあなたと産まれた



あゝ 死を忘るゝな



安らぎ永遠に眠るように


恐怖し気の触れたような



あゝ 死を忘るゝな



頭を抱え思い悩むあなたの隣に


あなたの顔をした嗤うされこうべ


恐れることも悲しむ事もない


それはあなたのものなのだ

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