世界の狭間にいる青空という感覚

野村 美綺

第1話 ある高校生なのだ!

私はある学校に通う、高校生だヨロシク!

明くる日の学活で、私は学園祭実行委員会に選ばれた。

だからこそ、懸命に努力したいと思えない私。

おいしい思いをしたい。なんだか、噂では私以外はきちんとした学祭プランをもう持っていて他クラスで友だち同士で内容を共有しているみたいで。


もやもやするな。


だけれど、100年以上歴史があるこの私の通う学校はいつもなんとか私に頑張らせようとするからその学祭の催し物をきちんとたくさん渡してくれる友だち同士と仲良くなれるはず。


だけれど、やっぱりいつも居ない友だちではなく、先生の中でも立場が高ーい人たちがこの学校では理事長と会議するような課長みたいな感じの先生に話しかけられるのは気難しいな。


だからこそ、逃げたいと思ってしまう。校内放送でもいっつも空耳で呼ばれている気がして呼び出し先の職員室前や放送室前、音楽室前に行ってみると、必ず話しかけられ怖いほどだ。


授業は熱心だからかもしれないが、頑張らせてほしいのは、先生との仲の良さではない。

むしろ理事長グループみたいな立場高ーい先生とも上手くやっていけて、クラスメイトや同じクラス、同じ部活の人たち、他クラスとも仲良くなれる人気と言えない人気者になりたい。そんな気持ちなんだ。


というかいつもいるな。最近学校無駄に解放してあるから。

2020夏に至ってもこのクラスは今日、変わらないなぁ。

2019年4月に入学して、2020夏にはこんなにまだ仲悪いんだ。残念。

いつもいる2人体制で教える授業のサポートの立場高ーい先生たち、そう言えば

複数名いて、まるで隠れ理事長グループ。そして、ふつーに授業参観のようにベテランの先生として教えてくる。ダブルで教えてくれるから感じがいいとか言えない。

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