【魔物】


 魔物とは次のページにて説明する『迷宮』でのみ現れる存在である。また、魔物を倒すことによる得られる報酬『ドロップ』についてもそこで説明する。


 魔物の特徴は種類によって様々であるが、そのほとんどが地球上に元々存在していた動物と酷似している。

 また、一部を除いて獰猛かつ好戦的となっており、遭遇した際には逃げるか戦う、どちらかになるのがほとんどだ。尚、友好的である魔物も発見されている。



[種類]

 現在、その種類は大きく5つに分けられている。


--鬼類

 ゴブリンやオークなどを主にする種類。その多くは知能が低く、比較的倒しやすいとされている。


--翼類

 その名の通り翼を持つ魔物の種類。翼を用いて飛行しながら戦うため、遠距離用の武器を持っていないと倒しづらい。


--水棲類

 水中に潜む魔物の種類。水中での迷宮されておらず、水棲類も発見されていないが存在すると推定されている。


--竜類

 竜鱗を持つ魔物の種類。リザードマンやワイバーンなどが類している。発見報告が少なく、特徴などはあまり分かっていない。


--無種類

 上記4つの内、どれにも属さない魔物の種類。スライムやゴーレムなどが類しており、最も数の多い種類である。



[外見]

 魔物の外見は地球の動物と酷似しており、生態や生物的特徴なども似通っていると思われる。



[武器]

 一部の魔物、特に人型の魔物の多くは武器を所持している。例を挙げると牛頭人身の「ミノタウロス」は精巧な斧を使用しており、それは人間が作る物と大差がないようだ。



[生体情報]

 『特異時』に確認された『生体情報』は魔物にも備わっているのだろうか。現在は他人の生体情報を確認する術が無いため確認できないが、今後そのような技術、スキルなどが現れたら魔物にも備わっているのかが確認できるだろう。



[考察]

 『魔物』について2つ程気になったことがある。


 まずは外見だ。[外見]の項で述べたように魔物と地球の動物とでは余りにも似過ぎている。

 そして「ミノタウロス」。それは牛頭人身の魔物であるが、ギリシア神話の牛頭人身の怪物「ミーノータウロス」と一致するようだ。


上記2つより、やはり『特異時』により起きた世界の改変は異世界のものではなく、地球の伝説や神話、ゲームを由来としているのだろう。

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