魔法の使い方

愛する魔法

《愛する魔法（ラビリンスマジック）》

　魔法No.41 愛する者の記憶（ラビリンスメモリー）

　=この魔法の使用者が愛した者に、自分の記憶を送ることが可能。

　集中力が乱れれば、余分な記憶をその者へ送ってしまう可能性もありえる。

　魔法No.42 愛する者の怒り（ラビリンスアングル）

　=この魔法の使用者が愛した者が怒った時、自らのパワーを何倍にも増幅させることが可能である。

　この魔法は、筋力強化の魔法である。

　魔法No.43 愛する者の悲しみ（ラビリンスサッド）

　=この魔法の使用者が愛した者が悲しんでいる時、その悲しみを自分が背負うことができる。

　ただし、この魔法は少し人の道を越えているのかもしれない。

　魔法No.44 愛する者の楽しみ（ラビリンスハッピー）

　=この魔法の使用者が愛した者が楽しんでいる時、自分も楽しい気分になることができる。

　尚、この魔法は勇気を得るための魔法である。

　魔法No.45 愛する者の痛み（ラビリンスハート）

　=この魔法の使用者が愛した者がケガをして痛みを感じている時、その者の痛みをともに分かち合うことができる。

　それが精神面でも。

　魔法No.46 愛する者の病（ラビリンスシック）

　=この魔法の使用者が愛した者が病に陥っている時、その者の病を失くすことができる。

　尚、この魔法は病にかかっている者が生きたいと願っている場合のみ、効果を発揮する。

　魔法No.47 愛する者の目（ラビリンスアイ）

　=この魔法の使用者が愛した者と、この魔法の使用者が視界を共有することが可能である。

　尚、この魔法の視界の切り替えは本人の意思で行える。

　魔法No.48 愛する者の耳（ラビリンスイヤー）

　=この魔法の使用者が愛した者と、この魔法の使用者が聴覚を共有することが可能である。

　尚、聴覚の切り替えは本人の意思で行える。

　魔法No.49 愛する者の触覚（ラビリンスタッチ）

　=この魔法の使用者が愛した者と、この魔法の使用者が触覚を共有することが可能である。

　尚、触覚の切り替えは本人の意思で行える。

　魔法No.50 愛する者の思考（ラビリンスイメージ）

　=この魔法の使用者が愛した者と、この魔法の使用者が思考を共有することが可能である。

　魔法No.51 愛する者への祝福（ラビリンスヒール）

　=この魔法の使用者が愛した者の傷や精神的苦痛を治すことが可能である。

　だが、この魔法は両思いであればあるほど、傷などの治りは完全である。

　魔法No.52 愛する者への行進曲（ラビリンスプラス）

　=この魔法の使用者が愛した者を、強くすることができる魔法。

　この魔法は両思いであればあるほど、パワーアップする力の量は格段に上がる。

　魔法No.53 愛する者への感情（ラビリンスミー）

　=この魔法の使用者が愛した者に、自分の感情を送り込むことができる。

　この魔法は、感情を失ってしまった者に送る魔法。

　魔法No.54 愛する者への会話（ラビリンストーク）

　=この魔法の使用者が愛した者と、遠距離からでも話すことができる。

　だが、この魔法は魔法の使用者からしか話しかけられなくて、魔法の使用者からの一歩通行になる。

　魔法No.55 愛する者へのごめんね（ラビリンスセイ）

　=この魔法の使用者が愛した者に、ごめんねの気持ちを伝えられる。

　ただし、この魔法は謝りたい時にだけしか使えない。

　魔法No.56 愛する者へのありがとう（ラビリンスサンクス）

　=この魔法の使用者が愛した者にありがとうの思いを告げられる。

　ただし、この魔法はありがとうの気持ちを伝えたい時にしか使えない。

　魔法No.57 愛する者への思い出（ラビリンスストーリー）

　=この魔法の使用者が愛した者との思い出を、心の中で共有することができる。

　この魔法はいつでも誰もを幸せにしてきた。

　魔法No.58 愛する者への契約（ラビリンスチェイン）

　=この魔法の使用者が愛した者と、契約を交わすことが可能である。

　その契約を交わせば、お互いの感情や心理が常に一体化していて、相手が何をしているのかを簡単に把握できる。

　ただし、感情のない者と契約を結んでも、その者が何をしているかは理解不能である。

　魔法No.59 愛する者への別れ（ラビリンスエンド）

　=この魔法の使用者が愛した者と交わした契約を、全て根絶する魔法。

　この魔法の使用するイコール、もうその者を愛さないということと同じである。

　魔法No.60 愛する者への希望（ラビリンスプレゼント）

　=この魔法の使用者が愛した者に、この魔法の使用者が持っている全ての能力、知能、筋力をあげることが可能である。

　この魔法を使った後は、使用者は魔法を失う。