第12話 1vs30
神崎翔は一人となってしまった。そこを強豪揃いの3年1組が囲い込み形となってしまった。
ーーマジかよ。さすがにキツいぜ。
ペイント銃を持った持った者が20名。あとはペイントナイフ10名。それらが神崎翔を囲んでいる。
「おいおい。30人で俺を倒すのか?」
神崎翔が挑発すると、3年1組の学級委員2人が現れた。
「私のナイフはあなたに届くでしょうか?」「君のナイフよりも僕の銃がこいつの脳天を染め上げるほうが速いと思うよ」
「黙れ。今話しているのは私ですよ」「そうだね。でも僕は学級委員として、そして何より男として最前線に立たねばならぬ。だから行かせてもらうよ」
黒い短髪の男と白いショートヘアーの女の学級委員長の会話は全く噛み合ってなく、男の学級委員は女の学級委員を恋しく見つめているが、女の学級委員は男の学級委員を不潔な者を見る表情で見ている。
男の学級委員は神崎翔にペイント弾を乱射する。だが、神崎翔はペイント弾を避けながら、空中に文字を刻む。
「
神崎翔が空中に"物体浮遊"と文字を刻むと、3年生が持っていたペイントナイフやペイント銃が少しずつ浮き、低く移動すれば攻撃は当たらない。
神崎翔はそれを利用し、ペイントナイフで30人の3年生を一人残らず死亡させた。
「てめー。何をした?」
男の学級委員が死んでいるフリをしなきゃいけないのに、神崎翔に話しかけた。神崎翔は魔法使いとバレたくないので、
「さあ、ね」
そして銃を拾い、2組に乗り込んだ。
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