盲目の蒼雷

金糸 卵

第1話奇々怪々

 私は、月無 彩音16歳そう俗にいうjkである、今私は、魔女の館なる怪異譚を専門に扱う探偵事務所にいる。そしてきっと依頼人だろうと思われる女性の話を聞かされようとしている。

 「あのー…自己紹介してもいいですか?」

私の隣にいる助手らしき女の子(めっちゃ可愛い金髪のおさげで肌が白くて眉毛が少し太めなのがまたいいそして何といっても良いにおいがする)がそういう、

「僕は、魔女の館探偵社助手、藤沢 譲羽 ふじさわ ゆずりはです。依頼内容はなんですか?」

「……ああああっはい私は、今アルバイトでここにいる つきなし あやね、です。」

「んが……っあらこれはっめ麗しき依頼人殿決して寝てはおりませんでしたよ、ただあまりの美しさに目がくらんでいただけです私は、天樹 蓮斉 あまのき れんざい お坊さんじゃないですよはっはっは!」

 そう私が今ここにいる理由は借金の返済。

 遡ること4時間前、

「あーあ朝なの暑いなーーそれにしてもこの抹茶味のコーラまず!」

中身の入ったそのペットボトルを投げると大きな弧を描きごみ箱向こう側に!

「うっ。」

ガツンとひとつ大きな音がする

全身緑の青年がこちらに歩み寄ってくる

「やぁそこのかれんなお嬢さん君がこの私の300万はくだらない一張羅おみどりにしたのかい?」

その瞬間私の体が硬直していった

「もちろんお金は、持ってないだろうから働いて返しても会うよ。」

もう頭が真っ白である

「君は、今から探偵助手見習いだ!」

「じょしゅみならい?」

そのちんけな言葉の意味を調べるべくして今ここにいるのである。

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