第80話ハルは拘束されました。
ぅう……制限で寝てばかりだから、身体が全然元に戻らない…
とにかくここは魔物さんに任せて大丈夫見たいだから、ハルは町で、今度は目立つように情報収集して、今回の汚染のこと、他国の人達が怒ってるをアピールしないとね
この国の人達わかんないでしょ!自分達だけの世界じゃないのもわからせないといけないのです!
だからハルはバルパスの中央都市に行くのです!
ハルは森を出て、バルパスに向かったのです。途中いくつかの町や村を通るのでその都度情報の収集兵器施設の破壊してやるのです、ハルは人がいないところでは、走りいるところでは歩きと馬車よりも早いスピードで町に到着した。
門の所には人が立っていて身分の確認をしていた。
「お嬢ちゃんトンデの町にようこそ、何しに来たんだ?」
「はい!ハルは冒険者なのです、いろいろな町を見て回ってるのです」
「ふーんお嬢ちゃんまだ小さいのに、お母さんとかはいないのか?どこから来たのかな?」
「ハルは、一人なのです、湖の町から来たのです」
門の兵士の人ハルのことジロジロ見てるのです、この人はロリコンなのかな?ハルはこの時フードをかぶりわかりにくくしてるけど、まだ髪の色、肌の色がまだ戻ってないのを忘れていた。
「そっか、その小さい身体で、途中森とかもあったろうに、魔物とかに襲われなかったのかな?ホムロロールも通って来たのかな?」
なんか絡んで来るのです、なんでなのです?ひつこいのです
「ハルは冒険者なのです、魔物は大丈夫なのです、ホムロロール?知らないのです」
「お嬢ちゃん、おじちゃんはちょっと心配なんだよ、他の人がいるから、ちょっとこっちでお話しようか」
ハルは門の兵士の人に近くの小屋に連れていかれました、別の兵士の人がいて、おじさんと話して兵士の人は慌てて出て行きました。
「お嬢ちゃん、フード取ってくれるかな?おじちゃんお嬢ちゃんの可愛い顔見たいんだ」
ハルが可愛いって・・・おじさんいい人?ハルはフードを取って見せてあげました
「やっぱりな!お嬢ちゃんホムロロールの大きな建物、中の実験室も見なかったか?」
あ!この時ハルは、知りました、ハルってまだ肌の色と髪の色戻ってないのが、やってしまったのです、ハルはバカなのです、忘れてたのです
「……・・・・知らない」
「お嬢ちゃんて珍しい肌の色と髪の色だよな・・」
「これはもう少ししたら白に戻るのです」
兵士の人がいっぱい入って来たのです
「ほぉ・・・白ねぇ、また珍しい、お嬢ちゃん悪いけど、この国の規定で拘束させてもらうよ、おい!やれ!」
〈ガチャン!ガチャン〉
「なんでなのです!ハル何もしてないのです!」
「もういいよ、魔族のお嬢ちゃん!おい連れていけ」
ハルは魔力を使って逃げようと身体強化で拘束されてる腕に魔力を込めました
「嫌ぁーーー!」
〈バリバリ…!〉
「きゃぁーーーーー!」
〈バタン〉
周りの兵士も武器を構え一瞬身構えるが、魔力吸収の拘束具のおかげで周囲に被害はなくハルの身体が紫のオーラを発して、ハルはそのまま倒れた。
「しかし凄い魔力だったな、この拘束具は魔力を込めた分だけ術者に返る物だが、危なかった」
拘束されたハルはバビルス重罪人収容施設に移送されていた。
この知らせは皇帝陛下まで届き、勇者たちにも知らされた、ハルは無理やり外そうと魔力使用による制限と、拘束具からの反射の痛みで眠り続けた
☆・☆・☆
中央都市バルパス
宰相が陛下のもとに近よる
「陛下!先の魔族を捕らえました!」
「おお!でかした!これで邪魔されず計画が進められる!」
「今バビルスの施設に移送中です」
「よし!いかなる手段を使っても構わん!目的を聞きだせ!魔族の情報もだ!」
魔族が、奪い返しにくるかも知れないからと、バルパスもバビルスも兵士を増員して警戒体制をしいていた。
☆・☆・☆
影に潜む者
え?捕まった?何やってるの……
様子見て助けるか……
バビルスか……あそこね
バビルス!
謎の女は一瞬で消える
☆・☆・☆
ハルは移送途中で何度か目覚めるも、パニックになり魔法を使い拘束具からの反射の激痛で悲鳴をあげて眠るの繰り返しながら移送されて行く
「嫌!嫌!ハル何もしてないのぉーー!」
〈バリバリバリバリ………きゃーーーー!〉
〈バタン!〉
「おい!これで何回目だ!異常だぞ!あの魔族!」
「ですね、あの魔族の子供が魔法で拘束具を外そうとする度、衝撃で馬が怯えて暫く動かなくなる、馬車で2日の距離なのに今日で3日目やっと半分の距離……いい加減に諦めろよな!」
結局ハルは、拘束されたまま1週間かかりバビルスに移送され、重罪人収容施設に入れられた。
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