第14話ミラーレ大森林からクポルの町へ

ハルは、寒い冬も快適に過ごせるようにツリーハウスを改良したのです。


トイレにお風呂にキッチン、小さいけど機能的に作ったのです。


壁も床も魔物の毛を断熱にして、二重構造にしたのです。

これで暖かくなったハウスの中は、ずっと温度が保たれてるのれす。


窓も大きくしたからハウスの中も明るくなったのです。

ツリーハウスの外に、テーブルが置けるくらいのデッキも作ったのです。


デッキを作ったら鳥さんが、遊びにくるようになったのです。

ハルは鳥さんのために、お家を作ってあげたのです。

鳥さんといっぱい遊んでたら鳥さんを仲間にできるスキルを覚えたのです。

そのハルの最初の仲間の鳥さんがこの子なのです。


名前はパルル


ホワイトエアリール(肉食の大鷲)

パルル

翼長3m

ハルの獣魔

LV 9

5

生命力 HP 19000

魔力MP 3000

攻撃AT 18000

防御DF 6000

素早AGI 22000

魔物ランクA

スキル 麻痺の爪 LV5 音波破壊 LV6 風弾 LV.5 念話 LV.1


ハルはこの子の能力見てビックリしたのね。めちゃくちゃつぉいのです。


名前をつけて従魔契約するとパルルは、ハルに頭の中に話しかけてくるです。


念話って言うスキル見たいで、ハルは嬉しくていっぱいお話して、このツリーハウスの周りとこ、近くの町の情報も教えてもらったのです。


パルルの情報によると、この森はミラーレ大森林と言って、めちゃくちゃ大きい森みたいなのなのね。

ここから一番近い町は、人間の足で1ヶ月以上かかるのです、この森どんなに大きいの?


ハルが来た、深淵の洞窟がこの森の中心って教えてくれたのです。

てことはツリーハウスはほぼ中心なのね。

人来なくていいのです。でもこの世界の町も見てみたいので、春になったら行くのです。



パルルがツリーハウス住み着いてからは、他の鳥も遊びに来るようになったのね。

ハルは、いつの間にか鳥たちの言葉がわかるようになって、パルル以外からもこの世界の情報をいろいろ教えてもらったのです。


ハルは冬の間武器も作ってみたのです♪

ハルの体に合った武器☆スリングショット☆なのです。

Y字型の30cmくらいの棹にゴム紐を張ってゴムの中央に小さ石とか硬い玉を挟んで引っ張って手を離すと飛んでいく仕組みの道具なのです


ハルはずっと考えたのです、つぉい魔物と戦う時武器がいるです。

ハルは身体が小さいから剣は無理なのです。

槍も無理なのです、弓は矢を作るのが大変なのです。

そこでスリングショットなのです。玉は小さくて沢山もっていけるのです。

玉切れになりにくいのです。

それに小さいし扱いやすいのです。

スリングショット作ってから攻撃の勉強毎日してるのですの、普通に球を打ちゃうと威力は弱くて使えなかったのです。でもスキルを組み合わせると鉄の板も突き破ったのれす。


スリングショットを構え弾をキャッチャーに挟み手前に引っ張り魔力を込める。弾は硬化と超加速


いっけえーー!


ヒュン

ドコーーン!


す・凄いのです。


ツリーハウスで楽しく過ごしてたら、雪も解けて、春が来たのです。

お出かけの季節来たのです。うれしいのです。


ハルはツリーハウスの留守番をパルルに任せて、教えてもらったクポルの町に向け旅だったのれす。

ハルはきっと迷子になるから、ゼブラ梟さんに道案内してもらったのです。


ツリーハウスを出て15日、ここまで襲って来た魔物は全部倒したのれす。

魔物も町に近くなるほど、ツリーハウスより離れるほど、弱くなってきて、みんなハルのスリングショットの餌食になったのです。


一番気持ち悪かったのが、18日目に襲って来たコブリン達です。

ハルの姿を見てニタニタよだれをたらし気持ち悪かったので、スリングショットで倒しました。

コブリンは気持ち悪かったので全部燃やしてやったのです。

一番気持ち悪かったコブリンキングはゲヒヒヒって言いながら魔法使ってきて、スキル使ってハルに近づき舐めようと顔を近づけて来たら顔がブツブツいっぱいで気持ち悪かったから、夢中で叫びながら魔法を使ってたのです


キャァーーーー


気持ち悪いどっか行ってなのーーー!


死んじゃえ!死んじゃえ!ブンブン!


ハルは、あまりの気持ち悪さに夢中で圧縮したウオーターボムを沢山ぶつけたみたいなのです。


ドコ

ドコ

ドコ

ドコ



グゲグゲェーーーーーーーーーーーーーー!


バタン


何かわかんないけど、やったのです!

キングはぶっ飛んで倒れたのです!

キングの素材は珍しいので持っていくので・・・


無理ぃぃぃーーーーーーー!


気持ち悪くて臭すぎるのです。大きな穴ぼこ作るです!そこに入れるのです!

大きな爆炎でキングを燃やしてやったのです!


気持ち悪い魔物は、触れたくもないので全部燃やしたのです。


コブリンキングの剣って、武器持ってたけど


無理なのぉー!


気持ち悪くて触りたくないの、ハルは棒でキングの剣をつついて穴に入れて燃やしたキングと一緒に埋めたのです。


魔物倒せばお金になるみたいだけど、気持ち悪いから無理いーー!


あれからは何もなく高い山を越え川も越えて順調に進んで、23日目に街道に出て、さらに3日歩いてやっと町の城壁が見えたのです。


「やったぁー!町が見えたのです」


ハルが早く着いたのは、身体能力上がってるから普通の人より早く走ったからついたのれす。


町に入る前に服装はショートパンツとタンクトップでその上にローブを羽織って身長より長い髪は、少し切って腰くらいの長さにして、ツインテールにしました。

フードをかぶって髪も顔も隠したのです。

もちろん町に入る前に身体と髪は、クリーンの魔法で綺麗にして、ハルのお気に入りのローズの匂い水を身体につけて、ワクワクしながらクポルの町の入り口の検問所に並んだのれす。


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